山手111番館でエコアート展-MAKEtheRULEキャンペーンの一環

木の枝、枯れ葉などの天然素材を使ったエコバッジづくりのワークショップ

木の枝、枯れ葉などの天然素材を使ったエコバッジづくりのワークショップ

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 持続可能なまちづくりに取り組む糺ノ森(ただすのもり)環境学習研究所は、港の見える丘公園にある西洋館「山手111番館」(横浜市中区山手町111)で、地球温暖化防止に向けたエコイベント「ただすのもりの仲間展」を開催している。

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 同イベントは、「景気に左右されないエコくらし」をテーマに、リサイクルアート作品やエコロジーに関するパネル展示、ワークショップなどを行うもので今回が2回目の開催。

 会場では、真水悦子さんによる手作りの銅製の鍋などの生活アート作品、yasunekoさんの招き猫のリサイクルアート、田端アヤ子さんのエコバッグなどの展示のほか、古くなったTシャツや木の枝、枯れ葉などの天然素材を使ったエコバッジづくりのワークショップや、温暖化防止へのルールづくりを国会にもとめる署名活動を行っている。

 今回のイベントは、イギリスのロックバンド「レディオヘッド」のトム・ヨークさん、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん、タレントのルー大柴さん、NGOナマケモノ倶楽部世話人の辻信一さんらの呼びかけにより始まった、「MAKEtheRULEキャンペーン」に賛同して企画された。キャンペーンでは、全国の100近い環境NGOやNPOが連携し、CO2などの温室効果ガスの削減目標を法律で定め、その目標達成のために温室効果ガスを確実に減らす制度作りを求めており、署名や学習会などが全国各地で行われている。

 糺ノ森環境学習研究所は、環境学習プログラムの企画・実施や、協働のまちづくりのコーディネートなどを通じて持続可能な地域社会を身近なところからつくることを目的に、2007年に活動を開始した。

 同研究所代表の山田岳さんは「エコバッジづくりを通して、これまでの生活や物の使い方を改めて考えてもらうきっかけにしてもらえれば」と話す。

 開催期間は11月14日から19日。開催時間は10時から17時。入場無料。

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