「横浜トリエンナーレ2008」の実施会場とキュレーターが決定

総合ディレクターの水沢勉さん ©はまことり

総合ディレクターの水沢勉さん ©はまことり

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 横浜トリエンナーレ組織委員会は6月8日、イタリアの都市ヴェネチア(ベニス)で開催中の美術展「ヴェネチア・ビエンナーレ」会場で、現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ2008」の記者発表を行い、同展の会場や開催概要などを発表した。

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 開催期間は2008年9月13日から11月30日までの間の79日間。実施会場は、約5,000平方メートルの仮設会場を建設する「新港ふ頭仮設施設(仮称)」(横浜市中区新港2)、1913年竣工の倉庫をリノベーションした「横浜赤レンガ倉庫1号館」(中区新港1)、1952年竣工の倉庫を改修した「日本郵船海岸通り倉庫(BankART Studio NYK)」(中区海岸通3)の3ヶ所をメイン会場に、山下ふ頭基部周辺など、合計約10,000平方メートルの屋内スペースに作品を展示する予定。新港ふ頭の施設は2009年の横浜開港150周年記念事業でも活用するという。

 総合ディレクターを務める水沢勉さん(神奈川県立近代美術館企画課長)と共に展覧会の企画構成を行うキュレーター5人は、フランクフルト市立美術大学学長のダニエル・バーンバウムさん(スウェーデン生まれ)、広州の「ビタミン・クリエイティブ・スペース」アーティスティック・ディレクターのフー・ファンさん(中国生まれ)、北九州市の「CCA北九州」プログラム・ディレクターの三宅暁子さん(日本生まれ)、ロンドンの「サーペンタインギャラリー」ディレクターのハンス・ウルリッヒ・オブリストさん(スイス生まれ)、チューリッヒのアートスペース「クンストハレ」ディレクターのベアトリクス・ルフさん(オランダ生まれ)。

 市民による広報活動や関連イベントの企画、会場運営などを行うボランティア「トリエンナーレ市民応援隊(仮称)」の募集も発表となり、7月14日にはプレ・ミーティングが行われる。前回の「横浜トリエンナーレ2005」では約1,200人のボランティアが参加した。

 同展は、2001年に始まった現代美術の国際展の第3回展。総合ディレクターの掲げるテーマ「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」に基づき、世界各地より70~80人程度の作家を選定し、多様な作品(映像、インスタレーション、写真、絵画、彫刻等)を展示する。会期中にはワークショップやギャラリートークなどの交流イベントを実施し、「芸術の祭典」として海外への発信も行っていく。

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