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横浜美術館で時代劇の「斬られ役」を再評価するイベント 映画上映も

映画「太秦ライムライト」(2013年/2014年公開)の一場面。松方弘樹さんは劇中で大御所の時代劇スター「尾上」役を演じている。左側は主演の福本清三(斬られ役一筋の大部屋俳優・香美山清一役)。(写真提供 劇団とっても便利 『太秦ライムライト』(C)Tottemo Benri Theatre Company 2013)

映画「太秦ライムライト」(2013年/2014年公開)の一場面。松方弘樹さんは劇中で大御所の時代劇スター「尾上」役を演じている。左側は主演の福本清三(斬られ役一筋の大部屋俳優・香美山清一役)。(写真提供 劇団とっても便利 『太秦ライムライト』(C)Tottemo Benri Theatre Company 2013)

 横浜美術館のレクチャーホール(横浜市西区みなとみらい3)で3月22日、ラジオ番組「時代劇が好きなのだ!」が時代劇の「斬られ役」に光を当てる文化イベントを開催する。番組が支援した新作ドキュメンタリー映画「福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる」の試写版を上映し、ゆかりの俳優らによるトークセッションを行う。東映京都撮影所を中心に活動する俳優の峰蘭太郎さんと俳優の本山力さんらが登壇する。

京都撮影所文化を横浜で語る「ラジオ 時代劇が好きなのだ!~春祭~」

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 時代劇は殺陣や所作などの高度な身体技法を含む総合芸術であり、その完成度は主役を引き立てる斬られ役の存在に大きく左右される。しかし現在、時代劇制作の減少や撮影所の縮小、担い手の高齢化により、その技術と精神は継承の危機に直面している。同イベントは映像文化を陰で支えてきた職能を客観的に再評価し、身体文化の継承を社会に問いかける目的で企画された。

 上映作品で取り上げられる俳優の福本清三さんは、5万回斬られた男と称された名優で、国内外の映画に出演した。映画「侍タイムスリッパー」の主人公像は福本さんの存在を着想の1つとして生まれたとされ、本ドキュメンタリーは同作の監督である安田淳一さんが撮影を手がけている。映画監督でプロデューサーの大野裕之さんは登壇ゲストとして、関係者とともに撮影現場の裏側や時代劇の魅力を語る。

 開催時間は12時~17時で、チケットは前売4,400円、当日5,000円。

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