みなとみらい地区のクリスマス時期の風物詩「TOWERS Milight "UP"(タワーズミライト アップ)」がクリスマスイブの12月24日に開催された。
今年で29回目を迎えたみなとみらい21地区の一夜限りのライトアップイベントで、オフィスをはじめとする約40のビル群が一斉にライトアップされた。
タワーズミライトは、1993(平成5)年にオープンしたばかりの横浜ランドマークタワーが建物のオフィス部分の明かりをすべて点灯したことがきっかけとなり、1997(平成9)年から周辺のビルも協力して全館点灯を行うようになり始まった。10年目を機にイベント名が「TOWERS Milight」に決まり、以降、一度も中止することなく継続している。
同日は19時から5分間、大さん橋から「横浜ナイトフラワーズ」の花火が上がり、全館点灯したビル群の明かりと共に、夜空いっぱいに花火の光が広がった。
ライトアップは横浜市が再生可能エネルギーに関する連携協定を締結した茨城県神栖市などの風力発電所及び太陽光発電所等で作られた電力のFIT非化石証書を、地区内事業者であるみなとみらい二十一熱供給株式会社から購入し、環境に配慮の上、開催している。
2026年3月28日には毎年3月に実施される地球温暖化防止と環境保全の意思を示す 「EARTH HOUR」の日に各ビルにおいて、可能な範囲で消灯を行う「TOWERS Milight "DOWN"(タワーズミライト ダウン)」を開催予定。