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横浜市長選、8月3日に投開票 啓発キャラクターにVチューバー起用

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 任期満了に伴う横浜市長選挙が7月20日に告示され、8月3日に投開票が行われる。

啓発キャラクターの社築さんと魁星を起用した広報ポスター

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 現在までに立候補を表明しているのは6人で、表明順に野菜卸会社役員の小山正武さん(76)、元横浜市会議員の高橋徳美さん(56)、作家で元長野県知事の田中康夫さん(69)、現職の山中竹春さん(52)、会社経営者の福山敦士さん(36)、元会社員の斉藤直明さん(60)。

 2021年に行われた前回の市長選の投票率は49.05%だった。現在の選挙人名簿の登録者数は313万1097人(男性=154万239人、女性=159万858人、在外選挙人名簿登録者は除く、6月2日現在)。

 今回の市長選の啓発キャラクターには、バーチャルライバーの社築(やしろきずく)さんと魁星(かいせい)さんを起用。2人は共にVチューバー/バーチャルライバー事務所にじさんじ所属で、社さんは大のベイスターズファン、魁星さんはバーチャル世界上のバーチャル横浜で活動しており、横浜に縁がある。

 バーチャルライバーとは、2D・3Dのバーチャルアバターを使用してライブ配信や動画投稿を行うタレントを指す。横浜市は「若年層に高い人気を誇るバーチャルライバーを採用し、その個性を生かしたインパクトのあるデザインで、さまざまな媒体・機会を活用し広く周知を図る」とコメントしている。参議院議員通常選挙の日程が近いことから、両選挙で2人を起用する。

 市内各所にポスターや横断幕、フラッグを掲出して周知を図るほか、公用車、ごみ収集車、ラッピングカーなども使って投票を呼びかける。期日前投票所と当日投票所では、オリジナルデザインの投票証明書を希望者に交付する。

 市長選に関する情報をまとめた市の特設サイトは7月7日に公開予定。同サイトでは啓発キャラクターの2人によるによる広報動画も配信する。動画は7月21日以降、鉄道駅・車内のデジタル媒体や市区庁舎のデジタルサイネージでも上映する。

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