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もとまちユニオン元町店が本店としてリニューアル

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 もとまちユニオン本店(横浜市中区元町4)が6月14日にリニューアルオープンする。現行の「もとまちユニオン元町店」の店舗名が「もとまちユニオン本店」に変更となる。

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 前回の大規模改装から約14年が経過しており、今回の改装では店舗の機能と名称の両面で刷新を図り、「ユニオン」ブランドの中心拠点としての役割を明確にする。

 リニューアルでは、地下1階から2階までの全フロアで売場構成を見直し、商品の陳列方法やラインナップに変化を加えている。地下1階では鮮度の高い生鮮食品を中心に展開し、地元神奈川県産の和牛「生粋かながわ牛」や小田原漁港から直送される鮮魚を取り扱うことで、地域の食材に根ざした品揃えを強化する。1階は即食性の高い商品を集約し、惣菜「ユニオンデリ」を中心にレイアウトを変更。2階ではレジを撤去し売場面積を拡張、菓子・酒・嗜好品を中心に非日常感のある世界各国の商品を取りそろえる。

 商品面では、京急ストアが開発したプライベートブランド商品の展開を拡充し、「安達さんの赤たまご」「山形県産大豆使用の豆腐」「北海道小粒納豆」など、日常に密着した食材の質向上を目指すほか、「ユニオンブレンド」や「港街ブレンド」などオリジナルコーヒーのラインナップも取り揃える。また健康志向に配慮し、オーガニック、グルテンフリー、無添加、プラントベース食品などの需要にも応える。

 惣菜「ユニオンデリ」では、ガパオライスやハッシュドビーフ、ローストビーフ、サーモンの塩漬け「グラブラックス」などの定番商品のほか、リニューアル当日からは「ハンバーグ&エビフライ洋風御膳」や「銀鮭の西京焼き和風御膳」など新商品も販売開始する予定。

 もとまちユニオンは、観光地としても知られる元町商店街の中心に立地し、地域住民や観光客双方に長年親しまれてきた。今回のリニューアルによって、店舗の利便性と商品力を向上させ、さらなるにぎわいを創出することが期待されている。京急ストアでは、ユニオン全10店舗の中核店としての存在感を高めながら、今後の地域密着型店舗運営のモデルケースとして位置づけていく方針を示している。

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