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ギネス世界記録の「はまぎん こども宇宙科学館」プラネタリウム 愛称は「はま銀河」

プラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA」とギネス世界記録の証明証を持つ的川泰宣館長(はまぎん こども宇宙科学館 館長、JAXA名誉教授)

プラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA」とギネス世界記録の証明証を持つ的川泰宣館長(はまぎん こども宇宙科学館 館長、JAXA名誉教授)

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「はまぎん こども宇宙科学館」(横浜市磯子区洋光台)はプラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA(メガスターツーエー)」の愛称を「はま銀河」に決定した。

はまぎん こども宇宙科学館のプラネタリウム内観

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 MEGASTAR-IIAは、2022年12月1日のリニューアルオープン時に導入した約12億個の星を投影できる大平技研(横浜市都筑区)の光学式プラネタリウム投影機。肉眼では見分けられないような微細な星粒まで、恒星原板に極小の穴をあける技術により、1等星から20等星までの微光星を正確に再現している。

 同年11月30日の内覧会でギネスワールドレコーズ公式認定員と、自然科学研究機構・国立天文台上席教授の渡部潤一さんと、宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所教授の中川貴雄さん立ち会いのもとギネス世界記録に挑戦。多数の星の幾つまで見えているかの判定が困難を極め、その場での判定は見送られた。2023年2月8日に、少なくとも7億個の恒星を投影できるプラネタリウム投影機として、ギネス世界記録に登録された。

 愛称は2022年12月1日~2023年3月31日の期間に募集。応募総数2,206枚の中から館長を始めとした関係者で選定した。

 選定理由は「『横浜』を想起させる」「恒星球の見た目や名称にちなむ」「シンプルで親しみやすい」「夢がある」だった。

 的川泰宣館長は「『はま』は、ご想像のとおり、横浜の「浜」。プラネタリウムを訪れると、私たちの銀河系の星の光が世界一たくさん輝いている夜空を、その「浜」から眺めることができる。『はまっこ』たちが、故郷の『銀河』を末永く愛しつづけて欲しいという願いを込めた」とコメントしている。

 開館時間は9時30分~17時。料金は、大人=入館料400円、プラネタリウム入場料600円、小・中学生=入館料200円、プラネタリウム入場料300円。4才以上=入館料無料、プラネタリウム入場料300円。

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