豪華客船「飛鳥2」の船籍港が横浜港に決定 -来春デビュー

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日本郵船は、現在日本籍客船で最も大きい「飛鳥」の1.7倍の大きさを持つ豪華客船「クリスタル・ハーモニー」(バハマ船籍、日本郵船所有)を改修して「飛鳥2」とし、船籍を日本に移して横浜を船籍港とし、来春にデビュークルーズを行う。「飛鳥2」は全長241メートル、旅客定員720名、乗組員約400名の大型クルーズ客船。船内では資生堂が本格的な設備を備えたスパとヘアサロンを展開する。カナダで改修工事を終えて来年2月26日に横浜港に初入港し、記念セレモニーや市民向け船内見学会を実施する。デビュークルーズは3月17日、その後日本一周クルーズを行う。2007年4月には世界一周クルーズも予定されている。横浜港は現在客船寄港数では日本一だが、横浜を船籍港とする客船は初めて。中田宏市長が今年4月に「『飛鳥2』の船籍港を横浜にしてほしい」と要望し、横浜市港湾局が日本郵船及び郵船クルーズと協議を重ね合意に至ったとのこと。これにより船体に「YOKOHAMA」と記した豪華客船が世界を航海することによる横浜のPR効果や、クルーズポートとしての信頼性の向上、外国籍客船の誘致につながることなどが期待される。

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