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パシフィコ横浜で「神奈川発 水素革命」-次世代エネルギーの普及目指す

「神奈川発 水素革命-次世代エネルギーの主役は水素だ-」

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)会議センターで4月19日、水素エネルギーに注目したイベント「神奈川発 水素革命-次世代エネルギーの主役は水素だ-」が行われる。

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 神奈川県では、東日本大震災や原発事故の発生を受けて「かながわスマートエネルギー構想」を策定。再生可能エネルギーの導入・普及による「創エネ」、電力のピークカット・ピークシフトを図る「省エネ」「蓄エネ」を組み合わせた効率的なエネルギー需給実現を目指している。

 同構想の一環として、今後は水素エネルギーの普及にも着手。今回のイベントはそのキックオフイベントとしての位置付けで、識者による講演やパネルディスカッションを行う。

 第1部では、イベントの実行委員会会長でもある黒岩祐治県知事からの挨拶に続き、国際水素エネルギー協会のT.ネジャット・ヴェズィログル会長による記念メッセージを紹介。特別講演として、水素エネルギー協会会長・東京農工大学大学院教授の亀山秀雄さん、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部燃料電池推進室長の小見山康二さん、新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長の古川一夫さんらが登壇する。

 第2部では、黒岩知事がコーディネーターを務めてのパネルディスカッションを展開。エネルギーとしての水素の可能性や課題、導入へ向けた方策などについて議論する。また、会場では燃料電池車(FCV)のカットモデル展示や実車の試乗会も予定されている。

 神奈川県産業労働局産業 エネルギー部スマートエネルギー課の松浦治美課長は「『神奈川発 水素革命』は、次世代エネルギーの主役として期待の大きい水素エネルギーの普及を進めるためのイベントです。2015年の市場投入を目指して開発が進んでいる燃料電池車(FCV)の構造が分かるカットモデルの展示や試乗も実施するので、ぜひご参加ください」と話す。

 開催時間は13時~17時。参加費無料、定員700人(先着申し込み順)。希望者は電話かFAX、メールで申し込む。

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