ヨコハマ経済新聞

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野毛地区一帯で「野毛大道芸」-復興チャリティーカフェも

大きな風船の中に体ごと入るパフォーマー「風船太郎」も参加する

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 中区の野毛地区一帯で4月23日と24日、春の風物詩「第37回 野毛大道芸」が開催される。

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 期間中は野毛地区内の道路の一部を封鎖して約15の路上の舞台を設営し、国内外約40組のパフォーマーがジャグリングからマイム、舞踊、マジックショー、サーカスパフォーマンスなど大道芸の多彩な技を披露する。主催は野毛地区街づくり会。

 会場はにぎわい座横、野毛坂通り、野毛3丁目小公園、野毛本通り、野毛柳通りなど。今年は、東日本大震災に伴う復旧支援を目的に開催する。

 パフォーマーは、長い頭で謎めいたダンスとキレのあるマイムテクニックを展開するストレンジパフォーマンス「おじゃるず」、バルーンパフォーマンス「風船太郎」、「中国雑技芸術団」、歌舞伎マジック「ハッピィ吉沢屋」、アコーディオンパフォーマンス「アコる・デ・ノンノン」、ジャグリングやマジック、クラウニング、マイムを披露する「ルネ ボスマン」ほか。

 24日には、野毛Hana*Hana(横浜市中区花咲町1)周辺で東日本大震災を支援するチャリティーイベントも実施。伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合、吉田町内会、野毛地区街づくり会で構成されるSTANDI WITH TOHOKU実行委員会が主催で、チャリティーバザーをはじめ、クリエーターによる作品のチャリティ販売、被災地支援レポートの展示などを行う。野毛商店街内のふぐ・いわし料理店「村田家」(中区野毛町2)では、閉店した日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」の常連客らが結成した「ちぐさ会」の協力で1日限定の「東北復興チャリティーカフェ」をオープンする。

 野毛大道芸実行委員会の福田雄次委員長は「今年は本来の開催目的である『野毛地区の活性化・振興』、『大道芸普及』の主旨を東日本大震災復旧支援に変更して開催する。主催の野毛地区街づくり会、出演者、スタッフが一丸となり、微力ですが義援金の募金活動を行います」と話している。

 開催時間は11時~16時。小雨決行。問合せは野毛大道芸実行委員会(TEL 045-262-1234)まで。

 「野毛大道芸」は、1986年に「野毛祭」としてスタート。大道芸を利用した街おこしイベントの先駆けとして知られ、日本3大大道芸のひとつ。大道芸イベントを利用した野毛地区の商業活性化・振興と横浜の下町としての「野毛」のPRを目的とする。街の人たちのボランティアによる企画運営で行うイベントとして全国に名を知られている。

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