横浜市、旧老松会館を舞台芸術の創造拠点に転用

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 横浜市は6月19日、結婚式場としての役割を終えた旧老松会館(西区老松町26)を舞台芸術を中心とする芸術活動の創造拠点として転用することを発表、施設運営を担う非営利団体を公募する。

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 同事業は横浜市が進める、都心部の既存施設を文化芸術活動の拠点へと転用し、アーティストが創造、発表、滞在する「創造界隈」を形成する事業の一環。桜木町・野毛エリアで、創造・育成機能の強化を行うとともに、地域とアーティストの交流拠点として文化芸術による地域の活性化、にぎわいづくりに繋げる狙い。

 応募資格対象は、舞台芸術分野への理解や関心のある公益法人・特定非営利活動法人(NPO法人)などの非営利団体。運営期間は平成18年10月~平成21年3月までの2年6カ月間で、運営実績が評価されれば、さらに最大で2年間の延長を行う。

 選考は公募プロポーザル方式により、応募団体からの提案を選考委員会が選考する。応募多数の場合は一次選考を行い、上位数団体に公開ヒアリングを実施して決定する。選考委員は、世田谷パブリックシアター制作課長の奥山緑氏、横浜市芸術文化振興財団専務理事の加藤種男氏、横浜市立老松中学校校長の黒川典功氏、県民共済みらいホール館長の佐竹修氏、セゾン文化財団プログラムディレクターの久野敦子氏。

 提案書類の受付日は7月21日、24日。横浜市は施設運営団体の公募に関する説明会を6月23日、25日に同館で開催する。問合せは横浜市開港150周年・創造都市事業本部創造都市推進課(TEL 045-671-3504)まで。

横浜市開港150 周年・創造都市事業本部創造都市推進課

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