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横浜大さん橋に飛鳥IIとIIIが初めて並び、山下公園には氷川丸も

飛鳥IIとIIIが汽笛の交換を行う場面もあった

飛鳥IIとIIIが汽笛の交換を行う場面もあった

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 「飛鳥II」は7月11日、103日間の「最後の世界一周クルーズ」から横浜港に帰港、9時前に横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着岸した。

山下公園には氷川丸 飛鳥II出港後は日本郵船の自動車運搬船が入港予定

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 7月20日にデビュークルーズを控え、同ターミナルに停泊している新造船の「飛鳥III」と、初めて並んだ形となった。

 11日は横浜市消防局消防艇「よこはま」による歓迎放水や、大さん橋国際客船ターミナルの屋上での横浜市港湾局による帰港セレモニー、ディキシー・ノネットによる歓迎演奏が実施された。

 「飛鳥II」の船体から掲げられた「ただいま日本」と大きい文字で書かれた横断幕には、たくさんの寄せ書きがカラフルに書かれていた。

 大さん橋に集まった人たちが「おかえり」と飛鳥IIに声を掛けると、乗船客から「ただいま」の声が返ってきたり、船上の演奏と橋の上の演奏をそれぞれに聞いたりと、船上と橋の上とで交流がなされていた。

 飛鳥IIは横浜赤レンガ倉庫側に着岸したが、山下公園側には前日から飛鳥IIIが停泊しており、飛鳥IIIの船体には日本語で「最後のワールドクルーズおかえりなさい」、英語で「ASUKA CRUISE Sailing Together, Always」と書かれた幕が、飛鳥IIに向けて掲げられていた。

 飛鳥IIでのクルーズ経験があり、飛鳥IIの着岸を見守るため8時頃から大さん橋を訪れていたという横浜市在住の女性は「飛鳥IIが横浜港に帰ってきてくれると、ほっとした気分になる。旅に出ていた家族が帰ってきてくれたような気持ち」と話していた。

 新造船の飛鳥IIIの命名式は、15時30分から船内で実施予定で、一般客は船内への立ち入りはできない。15時頃から横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上で、記念ステッカーとうちわの配布を3000人に配布予定。安全な航海を祈念する「シャンパンスプラッシュ」は16時に船外で実施予定。

 飛鳥IIは14時まで滞在し、神戸港に向け、出港する。飛鳥IIIは12日17時まで停泊予定。

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