提供:増富の湯/well f.m. 制作:ヨコハマ経済新聞
旅先で、温泉や、ヨガ、フィットネス、ヘルシー食や交流などを通じ、心と体の健康に気づき、新しい発見と自己開発をする旅「ウェルネスツーリズム」が世界規模のトレンドと成りつつある。
横浜を拠点としウェルネスツーリズムを推進する「well f.m.一般社団法人」は、隣接する山梨県の温泉郷「増富(ますとみ)温泉」で、「増富18時間ファスティング ウェルネス・ワーケーション」と銘打つ1泊2日のツアーを開始。
9月に無料体験モニターを募集するとともに、ヨガ・インストラクターで山梨学院大学非常勤講師も務めるMAIMAI (髙 舞)さんと過ごす「増富 WILD WALK・原点回帰~Return to the source~(1泊2日ファスティング付き)」を10月に開催する。
増富温泉のある山梨県北杜市の増富地域は、秩父多摩甲斐国立公園の大自然に囲まれ、平成の名水百選にも選ばれた清流本谷川渓谷を有する。この恵まれた自然環境を活かし、ファスティングと自然体験を行うのが増富発のウェルネスツーリズム「増富18時間ファスティング」。
1泊2日のスケジュール
心身の状態を整えることで、ファスティングの負担を軽減し、心と体のデトックス効果を期待できる。
体験のアテンドをしてくれるのは、温泉とウェルネスのプロフェッショナル、小山芳久さん。NPO法人健康と温泉フォーラム理事で、やまなしウェルネスツーリズム推進協議会長も務めている。
優しく人当たりの良い小山さん
小山さんは温泉利用指導者として、
ここから先は、体験レポートをお届けしたい。増富の湯の最寄り駅はJR中央線「韮崎(にらさき)」。横浜からだと、電車とバスで約4時間か、車で約3時間。
増富の湯に到着
木陰から生演奏で出迎えてもらえることも
「信玄の隠し湯」の異名をもつ増富温泉 武田信玄が発見した隠し湯という伝承がある
到着後、まずは現在の体調をチェック。五臓六腑の状態の問診や、自律神経のバランス分析などを行う。
小山さんから温泉の入り方などの説明を聞き、問診表を記入
指先で血管年齢の測定も
小山さんからのアドバイスもある
体の負担軽減やリバウンド予防のために、ファスティング開始前の「準備食」と、終了後の「回復食」はとても大切だという。「準備食」では、7分粥や具沢山の味噌汁などで胃の調子を整え、断食の準備をする。
食材は地産地消
この日のメニューは、玄米がゆ、サラダ、自家製3年味噌のきのこ入り味噌汁、漬物。
小山さんからは「噛みしめて食べて」とアドバイス。量は「断食」のイメージで覚悟したよりはしっかり。
「玄米は噛んでる感じがある」「レタスが甘くて歯ごたえシャキシャキ。漬物もやさしいけどしっかりした味」「材料がすごくいい感じ」。それぞれに満足した感想を口にしつつ、「おなかがゆっくり膨らんでくる感じ」「あったかくなってきた」「おなかいっぱい」と完食。
ファスティングの和訳は「断食」だが、この18時間のファスティングでは、体の調子を本来の状態に整えることを目指す。「水分の調整や、毒素を出す意味での体重は減ると思いますが、もし減量をしたいなら、もう1日ほしいですね」と小山さん。
固形物を取らずに過ごし、酵素を摂取するとともに、補酵素のビタミン・ミネラルも一緒に摂取し、体と心に優しいファスティングを体験していく。
ファスティングによる便秘を防ぐため食物繊維を多めに摂取、1日約2リットルの水も飲む
食事のあとは、山を散策、森林浴遊歩道「命の径(こみち)」を歩く。イタリアの温泉保養地「グロッタ・ジェスティ・テルメ」の監修で作られた径で、途中には13のアスレチックも。
山は温泉のすぐそば
森の空気で脳をリラックス
フィットンチットが副交感神経を刺激 木漏れ日もやさしい
道中のアスレチックにも挑戦
山から降りる頃には、すっきり
景色の良い場所でひとやすみ
増富の湯には、25度、30度、35度、37度と4つの源泉がある。直感で一番入りやすい所を探し、30分以上の長湯をするとよいそうだ。
源泉掛け流し 室内に3つ
屋根ありの半露天風呂も
小山さんは「お風呂は自然の中に同化するツール。意識的には肉体を溶かしてなくしていく感じ」と話す。ファステイングとデトックスの相乗効果で、細胞を入れ替え、代謝を良くしていく。
入浴後は車で5分ほどの宿「みずがき山リーゼンヒュッテ」へ。背後に山を抱き、木々に囲まれ、wi-fiは少し入るが、携帯の電波が入らず、デジタルデトックスにもなりそうな宿。
みずがき山リーゼンヒュッテ
ここからはいよいよ本格的なファスティング。夕食は、野菜のコールドプレスジュース。
野菜ジュースだけ・・・だけれど
材料の新鮮野菜がぎゅっと詰まっていて美味しい
そして、朝までの間に空腹を感じた時に飲む「酵素ジュース」が渡される。
体を整える酵素ジュースはほんのり甘く、この日は梅風味 お好みで、水割りで
街の灯りがなく、夜空には満天の星が輝く。寝室にはロフトがあり、空を見上げられる窓もある。
外に出て、焚火を囲むひとときも
「夜中に酵素ジュースがなくなってしまったらどうしよう」と怯えていたものの、朝までぐっすり就寝。
2日目の朝は7時に起床。
太陽の恵みを受けて、深呼吸し、気功
からだが目覚めたあとの朝ごはんは「回復食」。
部屋で食べたり
グラウンドの緑を見ながら食べたり
小さい器は具ナシのお味噌汁、大きい器を開けると・・・
からだにやさしいおかゆ かみしめる
朝食後は手作りの遊歩道を通って、山へ。
緑に触れたり
滝の水を浴びたり、沢の音を聞いたり
岩盤から出る自然のエネルギーを手のひらで感じたり
〆は大空の下で岩盤浴
最後のランチは具沢山の回復食。
もはや、ごちそう!
パクパク食べたくなるところに「今は赤ちゃんの胃や腸に近い状態になっているから、30回くらい噛みしめて食べてください」と小山さんからアドバイスが届く。
食後は体質チェックと振り返り。初日と同じ項目を見比べ、変化を確認する。
Before(右)とAfter(左)で、判定のマークも変化
1泊2日の体験の感想は「五感を使った。無意識だったことを意識できるようになった。気功とファスティングは、最高の組み合わせ」「以前参加した他の場所のファスティングよりおなかが減らなかった。プログラムが充実していた」「山の散策が有意義だった。こんなにいい場所があると知れてうれしい」と異口同音に満足そう。
体験前後の比較では、血管年齢若返りや、ストレスの半減、脈の正常化など、それぞれに良い変化が見られた。
体験した全員に良い変化が レポートを手に、記念撮影
18時間の体験はここまでで、自由解散。希望者は午後も増富の湯でゆっくりと源泉養生ができる。浴室はふたつあり、一日ごとに男女入れ替わるため、初日に入った浴槽とはまた違う湯舟でゆったり・・・。
内臓疾患にも好影響の温泉
「ワーケーションといいつつ、すっかり休んだなぁ」という人は、仕事も「回復」方向へ。湯上がりにひと仕事してからの帰るのも、いいかもしれない。
この「18時間ファスティング体験ツアー」、新規ブログラム開始記念に、無料体験モニターを募集している。対象者は女性限定で、2人以上(相部屋)での応募。
募集日程は、9月2日・3日(金土)、9月4日・5日(日月)、9月8日・9日(木金)、10月1日・2日(土日)で、 募集人数は全日程合計40人。
源泉ここにあり
さらに10月21.22日(金土)には、ファスティングにプラスして、ヨガの要素をプラスしたスペシャルツアー「増富 WILD WALK・原点回帰~Return to the source~(1泊2日ファスティング付き)」を開催予定。
スペシャルツアーでは、ヨガ・インストラクターで山梨学院大学非常勤講師も務めるMAIMAIさんがファシリテーターとして1泊2日ファスティングツアーに同行。10個のアクティビティを体験する山散策「WILD WALK」がプログラムに加わる。
森林浴で原点回帰 大いなる自然を感じて感覚を研ぎ澄ます 答えは森の中に
指導歴14年 指導内容は、体の構造をわかりやすく丁寧に指導することに定評がある
スペシャルツアーの開催は、10月21日・22日(金土)のみ。参加費は35,000円(税込)。定員は20人。こちらも見逃せない。
問い合わせ
山梨県北杜市須玉町比志6438 増富の湯
電話:0551-20-6500
FAX: 0551-20-6515
ホームページ:https://www.masutominoyu.com/
メール:info@masutominoyu.com
増富18時間ファスティング ウェルネス・ワーケーション モニター募集
https://masutominoyu.com/wellness_workation_monitor_2022.html
スペシャルツアー「増富 WILD WALK・原点回帰~Return to the source~(1泊2日ファスティング付き)」
https://wellnesstourism.co.jp/masutomi2022/