横浜都心部コミュニティサイクル「baybike」
提供:置田運輸株式会社 制作:ヨコハマ経済新聞
置田運輸は、横浜中区・西区を中心とした横浜都心部のシェアサイクル「baybike(ベイバイク)」の運営を手掛けている。2022年7月からは、横浜市広域中部エリア(保土ヶ谷区・旭区・緑区・瀬谷区・泉区・戸塚区)でのサービス「baybike(広域)」の運営も引き受ける。
サービス拡大に伴い、新スタッフを募集する。今後、baybikeのサービスを運用、発展していくための、中心的な役割を担う人材の募集。
真っ赤な色がトレードマークのシェアリング自転車「baybike」。「横浜都心部コミュニティサイクル」として2011年に社会実験を開始した。2014年にサービスインし、現在は横浜市の都心部、中区と西区を中心に約110ポートで約900台を運用、どこのポートでも自転車の貸出ができ、借りたポートと異なるポートにも返却ができる。
baybikeの沿革
そして、2022年7月、横浜のシェアサイクルは、新たなフェーズを迎える。新サービス「baybike(広域)」が開始し、保土ヶ谷区、旭区、戸塚区、緑区、瀬谷区、泉区のヨコハマ中部区域6区が、新サービスエリアとなる。
「baybike」と、「baybike(広域)」を合わせると、サービスエリア面積は約6.5倍に
「baybike」エリアと「baybike(広域)」エリアは、相互利用が可能になり、例えば、西区で借りた自転車を旭区で返却、といったようなことが可能になる。
みなとみらいからズーラシアまで、びゅーんと十数キロ走ってみたり
ますます便利になるbaybike、利用料金は1回プラン30分165円から。
担当者は「利用頻度が多い方には基本料2200円で貸出最初の30分無料、30分延長ごとに165円の月額プランが用意されております。また観光等でその日1日だけ利用できる1日パス1527円も人気のプランです」と話す。
1日パスでみなとみらいなど観光エリアを回るのも人気
このbaybike事業、実施主体は横浜市、運営主体は株式会社ドコモ・バイクシェアだが、もう一社、重要な役割を担っているのが、シェアサイクル事業運営のパイオニア「置田運輸」。
横浜市中区日本大通に本社を置く「置田運輸」は1975年創業、約半世紀の歴史を持つ。一般貨物自動車運送事業、自動車運送取扱事業、軽貨物事業、倉庫業などと合わせ、baybike 商用化前の2013年から、シェアサイクル事業に参画。
若き日のクレイジーケンバンド横山剣さんが勤めていたことがあり、本社にはサインが!
現在は、baybikeの市内約110ポートで約900台の自転車ポートへの自転車再配置業務とバッテリー交換、運営事務所での受付業務など、日々の運営を支えている。
運送スタッフは各ポートを巡回し、自転車の再配置、メンテナンス、ポートの清掃などを実施し、サービス品質の維持向上を図っている。
自転車の再配置はトラックを活用した輸送 運輸会社のメリットを活かす
そんな置田運輸が、「baybike(広域)」のサービス開始を機に新スタッフを募集する。仕事内容や社風について、置田運輸社長の置田圭三さんと、baybike事業の運営ディレクターの井手慎さんに話を伺った。
置田運輸社長の置田圭三さん(左)と、baybike事業の運営ディレクターの井手慎さん
---baybike事業の仕事の内容は?
置田さん「事務所の運営、接客、電話対応、データ作成、ポートの現地調整、自転車の再配置などです」
井手さん「高校生から80歳まで、10人のアルバイトと、社員8人でやっています。アットホームな感じでONE TEAM(ワンチーム)ですね。シェアサイクル事業を始めた時から10年間ずっと働いている人もいます」
baybike運営事務所は、横浜中華街にある
置田さん「事務所運営及び電話対応も担っているのが当社の特徴です。直接ユーザーの声を聞くことで、適切な対応を素早くとることができます。また弊社の強みは、横浜に根付く地元企業だからこそ、地の利を生かした再配置、人と人、企業と地域のつながりによるポート開拓を行い、地域に特化したサービス運用ができております」
井手さん「再配置には自信があります。再配置は、とてもおもしろいんですよ。ニーズのある場所・時間に自転車を置くように再配置すると、利用回数が増えていきます。利用数記録更新の際は皆で喜びました。全国各地から自治体及びシェアリング事業者が視察にくることもあります」
井手さん「天気、曜日、イベント、新施設のオープン、スタジアムがデイゲームかナイターか。自転車のニーズに関わる『まちの情報』をスタッフみんなで共有しています」
お客様との電話対応の様子
---工夫している点や、大切にしていることは何ですか
置田さん「『まちづくりの視点』を持つことです。具体的には、ポートの開拓や、地域のイベントへの参加など。イベントには、ブース出店や、一日券販売などプロモーションの形で参加することもあります。また、横浜マラソンやトライアスロンでは、大会運営にbaybikeを活用していただいたりと、イベントの運営側に寄与することもあります」
置田さん「スタッフも、お客さん目線で利用をどういうふうに増やすといいかを、フランクに話してくれます。自転車をきれいに掃除するのが得意な人や、子どもへの交通安全活動が好きな人など十人十色。それぞれのスタッフの長所を生かして運営しています」
まちづくりの視点を持ちながら、baybikeと関わる
---仕事に必要なスキルは?
井手さん「運輸会社なので、トラックの運転が必要と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、今回の募集は接客・事務業務になりますので、運転が出来なくても、力持ちでなくても、大丈夫です。最初は事務所で仕事をしながら、再配置などにも関わっていただけたらと思います。」
置田さん「まちづくりに興味があって、横浜のことがすきな人だとうれしいですね。ゆくゆくはベイバイク事業をけん引してくれることも、期待しています」
募集要項
置田運輸株式会社 シェアサイクル事業部
本社
横浜市中区日本大通15 横浜朝日会館4階
勤務地
横浜市中区山下町240‐1 ベイバイク運営事務所
勤務体制
シフト制
勤務時間
7時間30分/日
休暇
93日/年間
給与
215,000円~/月 交通費全額支給(車通勤不可)
勤務内容
電話対応/窓口業務/営業/情報発信など
※学生さんが活躍しているクルーアルバイトも随時募集しています!
TEL 045-663-2667
URL https://www.okita-unyu.com
E-MAIL info@okita-unyu.com
応募方法
応募フォームに入力
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