
JR横須賀線「田浦」駅から徒歩約10数分の「月見台住宅*」。リノベーション・オブ・ザ・イヤーでは、市営平屋団地群の再生として「無差別級」部門での受賞
株式会社エンジョイワークス(代表取締役:福田和則/本社:神奈川県鎌倉市)は、横須賀市と官民連携で取り組む旧市営田浦月見台住宅の再生プロジェクトにおいて、昨年12月に開かれた一般社団法人リノベーション協議会主催「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」無差別級部門で最優秀賞を受賞しました。老朽化が進む公営住宅ストックを、店舗兼住居の「なりわい住宅」へと転換した当プロジェクトは、建物の更新にとどまらず、運営や関係人口の創出までを見据えた再生モデルとして、暮らしや商い・地域の関係性を含めて再構築した点が評価されたものです。
一般社団法人リノベーション協会主催、リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025関連ページ
https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html

昨年12月11日に開かれた授賞式の様子。写真中央が選考委員の池本洋一氏。同氏右、盾を持っているのがエンジョイワークス代表の福田
■ 官民連携による柔軟な事業設計と段階的な整備
旧市営田浦月見台住宅(現名称:月見台住宅*)は、2024年に横須賀市のプロポーザルを経てスタートした官民連携事業です。旧市営平屋団地22棟を対象に、単なる住宅の更新と供給ではなく、職住一体の暮らしや小さな商いが集積する場「なりわい住宅」として再生を進めてきました。事業には、国土交通省の空き家対策モデル事業補助金や市の整備費に加え、エンジョイワークスが運営する地域活性化クラウドファンディングサービス「ハロー! RENOVATION」を活用し資金を調達。官民での連携による柔軟な事業設計と段階的な整備、運営を通じて価値を更新し続けるモデルとして位置づけています。

月見台住宅再生ファンド(第1期)のファンドページ
ハロー! RENOVATIONの当プロジェクトファンドページ
https://hello-renovation.jp/renovations/25247
https://hello-renovation.jp/renovations/25830
現時点で、全47戸のうち44戸が入居(開業)中、または準備中にあり、残り住居への募集も随時行っています。すでに開業している店舗については、リピーターが生まれているお店もあり、「なりわい住宅」として住居と商いが共存する環境が、社会実装として機能し始めていることを示しています。
??入居者募集ページ(見学随時対応中)
https://enjoystyles.jp/articles/7345
??月見台住宅*ウェブサイト
https://tsukimidai.com/

さまざまな「なりわい」が生まれている月見台住宅*
■ イベントから日常へ。継続的な情報発信と、地域とともに進める再生
本プロジェクトでは、横須賀市と連携しながら、地域住民や県内外に向けて、再生の過程そのものを共有することを意識した継続的な情報発信を行ってきました。イベント開催やウェブサイト、メディアでの発信などを通じて取り組みの進捗を可視化し、地域住民が取り残されることのないよう、開かれた形でのプロジェクトであることを重視しています。また、市とエンジョイワークスだけでなく、地元企業、近隣住民、入居者、そして投資家が、共創の関係を築いていくための土壌づくりにも注力してきました。住宅地として閉じた団地ではなく、地域にひらかれた生活拠点として再生することが、本事業の重要な目的の一つです。
2024年夏以降、月見台住宅では、マルシェと見学会を定期的に実施し、入居希望者に限らず、再生の担い手や関係者が交差する共創の場として、多くの方に足を運んでもらいました。昨年(2025年)4月から住戸工事を開始し、飲食店や物販、工房、アトリエ、民泊などが「なりわい住宅」として順次開業。7月のマーケットイベントに続いて、10月には「月見祭」を実施。約1,500人が来場し、かつて住宅地だった場所に人の流れと賑わいが生まれています。また、12月には入居者主体による「クリスマスマーケット」を開催しました。
月見台住宅*Instagram
https://www.instagram.com/tsukimidai_yokosuka/

2025年10月に行われた「月見祭」の様子
■ 再現性あるモデルとして共有
本事業では、「旧市営住宅の面的再生」という取り組みを通じて得られた成果を整理し、事業計画とその結果を公開・共有していくことを重視しています。建物の再生手法だけでなく、官民連携の進め方、資金調達、運営体制、地域との関係づくりといった実務的なノウハウを蓄積し、再現性のあるモデルとして整理することで、同様の課題を抱える他地域への水平展開につなげていく考えです。すでに、国内の各自治体や議会、企業などからの視察も相次いでおり、「月見台モデル」に多くの関心が寄せられています。
今後は、入居済み物件に関わりながら月見台住宅の運営と価値向上を支える「オーナーメンバーシップ制度」を通じて、暮らしや商いに参加する新たな関わり方も広げていく予定です。月見台住宅は完成形ではなく、運営と検証を重ねながら育ち続ける「まちづくりモデル」として、公営住宅ストックの活用や地域再生に取り組む自治体や事業者への示唆となることを目指していきます。
株式会社エンジョイワークス
本社 : 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1
電話 : 0467-53-8583
代表取締役 : 福田和則
設立 : 2007年11月
コーポレートホームページ : https://enjoyworks.jp
◆令和7年度 国土交通省PPP協定パートナー
◆宅地建物取引業 [神奈川県知事(3)第28062号]
◆一級建築士事務所 [神奈川県知事登録 第16506号]
◆不動産特定共同事業者 [金融庁長官・国土交通大臣 第114号](第1号、2号、3号、4号に掲げる事業を行う)
◆第二種金融商品取引業 [関東財務局長(金商)第3148号]
◆住宅宿泊管理業者 [国土交通大臣(02)第F00604号](関連会社グッドネイバーズにて取得)