プレスリリース

企業向け合理的配慮のための研修「インクルーシブコミュニケーション研修」提供開始

リリース発行企業:一般社団法人4Hearts

情報提供:

一般社団法人4Hearts(フォーハーツ、神奈川県茅ヶ崎市)は、代表 那須かおりが重度聴覚障害を抱えて生きてきた経験をもとに、障害のある当事者が抱えるモヤモヤを体験することを通して、相手の気持ちを想像できるコミュニケーションを育む体験型社員研修プログラム「インクルーシブコミュニケーション研修」の提供を、2月より開始しました。
インクルーシブコミュニケーション研修(URL)https://biz.slowcommunication.jp/

当事者の立場から合理的配慮についての講演を実施
■「インクルーシブコミュニケーション研修」の背景
障害のある人から障壁を取り除く対応を求められた時に、配慮や調整を行う「合理的配慮の提供」は改正法により、令和6年4月1日から民間事業者も義務化されます。
一般社団法人4Hearts(フォーハーツ)は、制度を整えるだけでは取り除けない障壁に対して、見えない・聞こえない・話せない当事者の抱える「モヤモヤ」を実際に体験し、相手の気持ちを想像しながら制度を理解し、コミュニケーション力を養う研修を実施します。

誰もがその人に合わせた適切なサービスを受けられる社会を構築していくためには、障害の有無に関わらず、目の前の人に真摯に向き合うこと。マニュアル対応を超えた、本質的で温かなホスピタリティのあるコミュニケーションとサービスを提供していくことが必要です。
制度の導入だけでなく体験を通して意識を変え、サービス向上によるコミュニケーションバリアのない社会を目指す取り組みを、企業と共に広げます。

■3つの研修プログラム概要
1.「知る」合理的配慮基本講座
合理的配慮の目的、背景、基本的な原則について知る講座に加え、実体験に基づいたエピソードをご紹介します。また、神奈川大学工学部経営工学科人間工学研究室との共同研究や企業へのアンケートなど、生の声やデータをもとにお伝えします。
<研修内容>
講演形式:合理的配慮基礎講座、事例紹介
研修形式:合理的配慮基礎講座、事例紹介、体験

2.「気づく」体験講座
ヘッドホンやアイマスクなどを使用して、見えない・聞こえない・話せない体験をしながらチームで協力し合って目標を達成するワークショップが中心のコースです。外界との繋がりが断たれる感覚と、それでも相手の状況を想像しながら”いま出来ること”で工夫する感覚を、五感で体感していただきます。
<研修内容>
合理的配慮基礎講座、体験共有・行動宣言、見えない・聞こえない・話せない体験


ヘッドホンやアイマスクを使用して、伝えることの難しさなどを実感
3.「実践する」ワークショップ
ヘッドホンやアイマスクなどを使用して、見えない・聞こえない・話せないワークショップの体験を共有しあい、日頃の業務にどう活かすのかを考え、実践に繋げます。
<研修内容>
合理的配慮基礎講座、見えない・聞こえない・話せない体験、共有・事業改善アイデアワールドカフェ、行動宣言


気づいたことや感情を言語化し、今後の事業にどう活かしていくかをディスカッション

■導入事例
●茅ヶ崎市役所
ルールは「誰ひとり取り残さないこと」
新人向けの体験型研修として、多様な来庁者に対応するために必要な「相手の事情を想像する力」を養う研修を実施しました。
見えない(アイマスク)、聞こえない(ヘッドフォン)、話せないという状況を 3人1組で体験しながら、協力し合ってブロックを組み立てるワークショップを実施。研修を通して、障害の有無に限らず相手の立場で想像する大切さを学べたと好評をいただきました。
●塩野義製薬株式会社
実際に体験するからこそ、気づきがある
聴覚障害当事者が従事している部署を含む社員に対して、研修を提供しました。
実際に体験を通して、以下のような重要な気づきが得られたとの声がありました。
「想像するだけではなく体感することで、不安や困難さを実際に理解できました。普段から接していることで知識としては知っていても、実際の課題や困難、どのようなサポートが必要なのかに対して感覚的な理解にまでは至っていなかったかもしれない。」
「五感が欠けてしまうと、本当に疲れやすく、また助けを求めにくい。」
これは理論だけではなく、実際の体験からくる実感であり、今後のサポートや配慮の在り方において重要な示唆を得ることができました。これらの重要な気づきや意識を継続的に保つためには、参加者たちが対話の機会を持ち、意識的な情報収集を行うことが不可欠であるとの意見が共有されました。
●東京美容家集団(T・B・A)ネオフォース
日々のコミュニケーションを見直すきっかけに
各地で美容院を経営されている代表者の方々に、研修を提供しました。
補聴器や人工内耳を装着している聴覚障害者が、起きている間にそれらを外す場面は、お風呂かプールか美容院です。そのため、サービスを受けている間はコミュニケーションが難しくなります。そこで、合理的配慮提供の講義と併せて、当研修を肌感覚で体験していただきました。感覚的な理解を深め、感情を共有し、これからの業務に活かすアイデアを付箋を使いながらディスカッションし、行動宣言に落とし込みました。
「障害の有無に関係なく、全てのお客様の立場にたって仕事や生活をしていきたいと思った」
「障害者の雇用環境を整えていけるように事業を進めて行きたい」
「普段から障害のあるお客様やご高齢のお客様と接していますが、個々へのサービスを考え直すきっかけとなった」
など、日頃から多様なお客様と接している、美容業界の方々ならではの感想をいただきました。



講師プロフィール一般社団法人4Hearts 代表 那須かおり
1981年神戸市生まれ。生まれつきの重度聴覚障害。きこえる・きこえないの狭間を生きてきた経験から、相手の事情を想像し、心のゆとりを持って繋がる『スローコミュニケーションプロジェクト』を提唱。筆談をしてもらうことに負い目を感じたり、周りに遠慮して分かったふりをしたりして「普通」を装ってしまう当事者心理。一方でそういった存在が可視化されないことで、社会認識が遅れ、なかなかジブンゴトにしてもらえない所に社会課題を感じ、ヘッドホンを活用した体験型ワークショップ等の活動を始めた。
現在は、企業研修・講演・コミュニケーション支援テクノロジー等を活用したサービス業のホスピタリティを向上させるコンサルティングを請け負う。組織や障害の種別を超え、地域を巻き込んだ“越境”スタイルが特徴。一般社団法人4Hearts代表。産業カウンセラー。




研修に関するお問合せ
研修の人数や構成は臨機応変に対応しております。
まずは以下のフォームよりお気軽にお問合せください。
https://slowcommunication.jp/contact/

お問い合わせ
一般社団法人4Hearts 事務局
電話:080-9985-6392
info@slowcommunication.jp
一般社団法人4Hearts
一般社団法人4Heartsは、地域・行政・企業・当事者が協力し、マイノリティを含めた多様性が受け入れられ、心を合わせて取り組むことで、情報コミュニケーションから誰ひとり取り残されない社会を目指しています。当事者だけでなく地域や周囲の人を巻き込んで社会課題解決に取り組んでいます。バリアを感じているが声を上げられていない当事者の意識と、自分ごとに捉えられずどう対応していいかわからない社会の意識を、共に変えていくこと。互いに向き合うことを諦めない、同じ瞬間に笑いあえる社会を目指して、子どもたちから企業まで実体験を通じた学びの場を提供しています。https://slowcommunication.jp/

  • はてなブックマークに追加

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース