プレスリリース

NECファシリティーズ、アンリツの5Gサービス研究開発拠点の工事を完了

リリース発行企業:NECファシリティーズ株式会社

情報提供:

NECファシリティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:橋谷 直樹、以下NECファシリティーズ)は、5Gサービスに経営資源の集中を図るアンリツ株式会社(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長グループCEO:濱田 宏一、以下アンリツ)のCRE戦略(注1)の一環で、遊休資産とされていた本館の再生工事を本年10月に完了しました。 本工事はこれまで遊休資産とされていた築40年になる建物を、当社が2年間かけて耐震補強工事からフロア整備、建屋外壁塗装、屋上防水改修、保全計画立案までワンストップで対応し、アンリツの5Gサービス研究開発拠点として再生したものです。


5Gサービス研究開発拠点として再生された本館(1)

5Gサービス研究開発拠点として再生された本館(2)
■建物情報
名 称 :アンリツ株式会社 本館
所在地 :神奈川県厚木市恩名5-1-1
建設規模:RC造3階、建築面積1,865.00平方メートル 、延床面積5,523.25平方メートル 、高さ16.75m

■背景
 アンリツは1895年の創業以来、進化を続ける情報通信の分野で、各種通信システムの開発・品質保証に欠かせない計測器を開発し製造、販売してきました。また、食品・医薬品用異物検出機や重量選別機、遠隔監視制御システム、通信用デバイスなどを開発・提供し、幅広い分野において安全・安心で快適な社会づくりを支えています。
 そうした中で、同社は会社の象徴となる本館を、事業の競争力・販売体制強化の場としてリニューアルすることを決定しました。リニューアル後の本館は、1階をX線検査機、金属検出機約70台がそろうPQA(注2)サンプルテストルームとしてオープンし、検査機購入を検討しているお客様が最適なモデルを選択するために利用され、品質管理システムQUICCA(クイッカ)と連動したデモンストレーションが可能になります。また、すでに機器を導入いただいたお客様向けの研修も実施します。併設された5Gラボは、お客様やパートナーと分野を超えたイノベーションを共創する空間として、無線・光・ IP 通信、モバイルブロードバンドや IoT の最先端分野で、情報通信や計測技術などの知見を活かし、お客様の課題を解決するソリューションを提供します。
 
■NECファシリティーズの耐震補強の特長
 今回NECファシリティーズは、耐震補強工事、補強後の環境整備も意識した施工計画立案によるフロア整備から、建物の長期利用を目的とした外壁改修工事などの保全計画立案まで、全体をワンストップで統括監理しました。
 また、本館の耐震補強工事は、通常の鉄骨ブレースによる補強、コンクリート壁の増し打ちに加え、SRF工法(注3)で柱を補強することにより、柱と梁の構造の耐震性を強化しています。NECファシリティーズはSRF工法を2016年の熊本地震で被災した精密機械工場の耐震補強にも採用しています。SRF工法は従来工法と比べ、工期短縮と費用抑制の両立、防火扉や壁をはじめ室内空間の配置変更を最小限に留められるため後工程のフロア整備仕様等への影響が小さい、という観点で採用が決まりました。また工事を簡略化することで、CO2排出量の抑制も意識しました。
 計画立案から設備の保全までワンストップで対応することは、お客様の工数削減のみならず、建物の寿命や環境に加え、中長期的にLCM(Life Cycle Management)を意識することを可能にします。

■今後の展開
 NECファシリティーズは、半導体をはじめとする多くの製造業のお客様に、施設管理、環境、建設、不動産、保険といった5つの事業による「Total IFM (注4)」の提供を通じ、事業活動の最大化に貢献しています。またBCPの観点でも、自然災害などによる被災箇所の復旧対応に積極的に取り組んできたことで、多くの知見を習得してきました。これらの実績と経験を活かして、これからもアンリツの世界最高レベルの品質を誇る製品の安定した生産と事業継続を全面的に支援してまいります。


以上

注1:CRE(Corporate Real Estate)
企業が保有(賃貸借)している土地や建物を、売買や賃貸借だけでなく経営戦略の一環として活用すること。

注2:PQA(Products Quality Assurance)
 プロダクツ・クオリティ・アシュアランス事業は、長年にわたって培ったX線解析技術、信号・画像処理技術をコア技術として、食品・薬品・化粧品産業向けに、混入異物を検出するX線異物検出機、金属検出機や、製造ラインで高速・高精度な計量を行う重量選別機などの生産管理・品質保証ソリューションを提供しています。

注3:SRF(Seismic Restoration with Flexibility)工法
 壁の周囲にポリエステル製の高延性材を接着することにより、柱・壁のせん断強度、変形性能および軸力支持能力を向上させる耐震補強工法。本工法は、炭素繊維およびアラミド繊維を用いた補強工法と比較し、弾性率、破壊強度は小さいものの、優れた伸び性能を有し、地震力を受けた柱などの変形に対応し伸びることで、構造体の崩壊を防止することが可能。

注4:Total IFM (Integrated Facility Management)
 工場施設運営を経営戦略としてとらえ、工場を止めずに安定稼働させるための基盤を支えると同時に、効率的な設備改修計画等の提案・施工でお客様の投資効率を高め総合的な課題解決に貢献する、施設管理・建設・環境・不動産・保険の5つの事業のシナジー。

【本件に関するお問い合わせ先】
NECファシリティーズ株式会社
https://contact.nec.com/http-www.necf.jp_tb_root_da50b7/?fid=da50b7

  • はてなブックマークに追加

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース