横浜市西区紅葉ケ丘の県立青少年センター スタジオHIKARI（横浜市西区紅葉ケ丘9）で10月2日と3日、ハイドロブラストが舞台公演「ケアと演技」を上演する。俳優・竹中香子さんが実父の介護を通して出会った「ケア」の経験をもとに創作された舞台。観客と「共にいる」ことに重点を置いた構成で、出演者自身の身体的・感情的な記憶をもとにした表現と、音楽、語り、身体の動きを融合させて進行する。出演は、竹中さんと俳優・映像作家の太田信吾さん。音楽は、ピアニストの島崎智子さんとコントラバス奏者の服部将典さんが担当する。神奈川県が主催する舞台芸術支援事業「マグカルシアター」参加作品で、ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会やOUTBACKプロジェクトとの連携により実施される。上演は2日=14時・19時、3日=14時・19時。料金は一般3,000円。3日16時からは、「ゆっくり歩く」著者の作家・小川公代さんと竹中さんによる対話企画「ラーニングルーム」も開催。「物語を処方する」というテーマで、ケアと表現の可能性について語り合う。参加費無料。画像は竹中香子さん（右）と制作の佐藤瞳さん。