横浜開港資料館で吉田新田の歴史たどる企画展 まち歩きツアーも

吉田新田開墾前図と開墾図を前に説明する展示担当の斉藤司さん

吉田新田開墾前図と開墾図を前に説明する展示担当の斉藤司さん

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 横浜開港資料館(横浜市中区日本大通3)で現在、吉田新田の歴史を紹介する企画展「ハマの大地を創る-吉田新田から近代都市へ-」が開催されている。

長者町にあった吉田家の屋敷内部の図も

 中区・南区の中心市街地は、かつて元町あたりから来たへ伸びた横浜村の砂州で東京湾と区切られた入海だった。江戸時代に吉田勘兵衛によって開発された吉田新田や、その後19世紀初めから半ばにかけて作られた 横浜新田・太田屋新田が、後の開港場の建設を容易にし、近代横浜の基盤を作り上げた。

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 会場では、新田開発前後の横浜都心部の変貌が分かる絵図や、吉田新田の開発過程を記した吉田勘兵衛の日記の抜粋、年貢額や納入時期を記録した帳簿類など、同館や吉田興産(中区長者町9)が所蔵する約120点の資料を展示。横浜港の17世紀半ば~明治初年までの約200年間の姿を追うことができる。

 期間中は、展示担当者によるテーマごとの解説講座(6月18日14時~16時)や展示概要説明(6月25日14時~15時)などの関連イベントを実施。開館時間を延長する水曜の6月22日にも、18時から30分程度の展示説明を夜間開催する。また、6月21日には、横浜シティガイド協会によるまち歩きツアー「吉田新田を歩く」も行われる。

 同館展示担当の斉藤司さんは「完成350周年となる2017年を前に、吉田新田について考えるきっかけになれば。港ができる前にも歴史があったということを知り、実際に街を歩いてみてほしい」と話している。

 開館時間は9時30分~17時(水曜は19時まで、入館は30分前まで)。展示は7月18日まで。

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