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現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」の開催概要が決定 2017年8月4日~11月5日の88日間

横浜美術館(撮影:笠木靖之)

横浜美術館(撮影:笠木靖之)

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 横浜トリエンナーレ組織委員会(横浜市西区みなとみらい3)は5月26日、現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」の開催概要を発表した。

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 横浜トリエンナーレは、横浜で3年に一度行われる現代アートの国際展で2001年から開催されている。第6回となる2017年は、横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館を主会場として、2017年8月4日~11月5日の88日間の開催となる。主催は、横浜市、横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会。

 今回は、国際展の今後のかたちやさらなる可能性を探求するため、視覚体験に限定されない対話・議論と「共有・共生」の場づくりを目指し、ジャンルや世代を超えた9人の専門家から構成される構想会議で、これからの時代に必要な価値について議論をしながら、展覧会のコンセプトを検討していく。

 構想会議メンバーは、スハーニャ・ラフェルさん(ニューサウスウェールズ州立美術館副館長 兼コレクション担当ディレクター)、スプツニ子!さん(現代美術家、マサチューセッツ工科大学メディアラボ助教)、高階秀爾さん(美術史家、大原美術館館長、東京大学名誉教授)、リクリット・ティラヴァーニャさん(現代美術家、コロンビア大学美術学部教授)、鷲田清一さん(哲学者、京都市立芸術大学学長、せんだいメディアテーク館長)、養老孟司さん(解剖学者、東京大学名誉教授)、およびヨコハマトリエンナーレ2017のディレクターズである、逢坂恵理子さん(横浜美術館館長)、三木あき子さん(キュレーター、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)、柏木智雄さん(横浜美術館副館長、主席学芸員)が務める。

 前回の2014年は、アーティスティック・ディレクターに森村泰昌さんを迎え、横浜美術館と新港ピアを主会場に、19の国と地域から65組(79作家)のアーティストの作品を展示。総来場者数はのべ214,901人だった。

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