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35回目の「ヨコハマ映画祭」日本映画ベスト10が決定-グランプリは「凶悪」

グランプリ作品「凶悪」より

グランプリ作品「凶悪」より

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 ヨコハマ映画祭実行委員会は、映画ファンが主催する映画祭として知られる「第35回ヨコハマ映画祭」の開催に先駆け、2013年度の日本映画ベストテンと個人賞を発表した。

 今年で35回目を迎える同映画祭は、自治体やスポンサーからの支援を受けず、会社員や学生など日本映画ファンがボランティアで主催する映画祭。

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 グランプリは白石和彌監督の「凶悪」。ノンフィクション小説「凶悪-ある死刑囚の告発-」(新潮45編集部編、新潮文庫刊)を原作とする社会派サスペンス・エンターテインメント映画。人間の心の中に潜む暗黒面を鮮烈に描いた犯罪ドキュメントで、故・若松孝二監督に師事した白石監督のデビュー作となる。同映画祭で作品賞、森田芳光メモリアル新人監督賞、音楽賞、助演男優賞の4冠を獲得した。

 2位は石井裕也監督の「舟を編む」、3位は森﨑東監督の「ペコロスの母に会いに行く」。

 以下、4位「そして父になる」(是枝裕和監督)、5位「横道世之介」(沖田修一監督)、6位「さよなら渓谷」(大森立嗣監督)、7位「地獄でなぜ悪い」(園子温監督)、8位「許されざる者」(李相日監督)、9位「共喰い」(青山真治監督)、10位「チチを撮りに」(中野量太監督)と続く。

 主演男優賞は「そして父になる」「真夏の方程式」の福山雅治さん、主演女優賞は「さよなら渓谷」の真木よう子さん。最優秀新人賞に輝いたのは、三吉彩花さん(「旅立ちの島唄~十五の春~」「グッモーエビアン!」)と星野源さん(「地獄でなぜ悪い」「箱入り息子の恋」)、黒木華さん(「舟を編む」「草原の椅子」「シャニダールの花」ほか)。今年の各賞は映画評論家、映画ファンなど38人の投票で決定した。

 表彰式と上映会は、来年2月2日に関内ホール(横浜市中区住吉町4)で開催される。当日は、「凶悪」「舟を編む」「ペコロスの母に会いに行く」の同映画祭トップテン上位3作品を上映するほか、各賞受賞者やゲストを招いた表彰式などを開催。入場料は前売2,700円、当日3,000円。詳細は同映画祭ホームページで。

 ヨコハマ映画祭実行委員会の北見秋満さんは「2013年度の日本映画は、作られ方、作品の持つ力とも近年でも稀(まれ)な豊かさだったと思う。実行委員会として映画の上映形態を模索してきたが、デジタル映画が主流になった現状を受け、今回から上映素材が35ミリフィルムからDCP(デジタルシネマパッケージ)に切り替わる。映画ファンの皆様の熱いご支持で、35回目も熱く盛り上がりたい」と話している。

 同映画祭で審査員を務めるのは映画評論家や映画ライターなどの映画関係者と一般映画ファンで、映画人と映画ファンの出会いの場となっている。今年2月に行われた「第34回ヨコハマ映画祭」には、主演男優賞を受賞した阿部寛さん、主演女優賞の松たか子さんら約30人の映画人と1,100人の映画ファンが訪れた。

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