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「黄金町バザール2013」が開幕-アートで歩くまちの足跡

鎌田友介さんの作品(高架下エリア、1の1スタジオ)

鎌田友介さんの作品(高架下エリア、1の1スタジオ)

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 黄金町エリア一帯で9月14日、アートフェスティバル「黄金町バザール2013」が開幕した。

ユ・ソラさんの作品(黄金町エリア、八番館2階)

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 黄金町バザールは、黄金町、初音町、日ノ出町エリアで、アートで街の再生を図るイベントとして2008年にスタートした。地域のまちづくりに取り組む「初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会」と「黄金町エリアマネジメントセンター」(中区日ノ出町2)が共同で開催する。

 今回は、中国、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピン、韓国など国内外16組のアーティストが黄金町エリアで滞在制作を行い、その成果を展覧会として発表する。6回目を迎える今年は、アーティストの選出を3つの方法で行っており、公募で選考されたアーティスト5組、ゲストアーティスト4組に加え、新たな試みとして、日本とアジア各国の7地域で独自のアートプロジェクトを実践しているアート・スペースなどから、現地で活躍するアーティストの推薦を受け、その中から7人のアーティストを選出した。

 会期中は、京浜急行の高架下のアートスペース「高架下スタジオ」や周辺のまち中での展示を中心に、バザール・オフィシャル・ガイドによるまちあるきツアー、パフォーマンスやライブイベント、黄金町芸術学校での黄金町バザール関連授業、地域の商店が出店する「かいだん広場マーケット」のイベントなど多彩なプログラムを実施する。

 黄金町バザールディレクターの山野真悟さんは「小さい建物の中に大きなしかけを取り入れるなど、今年は建物全体を使った作品が多い。作品鑑賞とともに、アーティストの活動の発表の場となる展覧会の背景も感じてもらえれば」と話している。

 フォトグラファーの菅原康太さんと脚本家の石神夏希さんは、八番館(中区日ノ出町2)を拠点に、「花嫁」「黄金町」をテーマにしたコラボレーション作品を展開。

 石神さんは「もし黄金町に花嫁がいたら、どのような反応が見られるのか。花嫁姿になりこの街で撮影した際、多くの地元の方に『おめでとう』と祝福された。街を通りかかったときに、ふと花嫁写真が見えるような構図も意識して、大小40~50枚の写真を街中に展示している。花嫁がお嫁にいくという設定は少し切ないが、この街が光の方に向かってゆくイメージを運んでくれるのでは」と話している。

 15日と16日は、高架下スタジオ「Site-D集会場」(中区黄金町1)で、アジアにおける芸術交流シンポジウム「Alternative Route 迂回路」を開催。推薦されたアーティストとその推薦団体代表によるセッション(15日)、アジア地域内のネットワーク作りに取り組んでいるキュレーターによる意見交換(16日)が行われる。

 開場時間は11時~19時。入場料は、会期中有効のフリーバス「黄金町バザール2013」パスポート(前売500円、当日700円、中学生以下無料)。11月24日まで(月曜休場、祝日の場合は翌火曜)。

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