みなとみらい21地区の大型商業施設「MARK IS みなとみらい」地下1階に6月21日、ベーカリー・カフェ「ドンク MARK IS みなとみらい店」(横浜市西区みなとみらい3)がオープンした。
MARK IS みなとみらい店限定「パン・オ・ザルグ(オリーブ)」
ドンク(DONQ)は、神戸で生まれた創業108年の老舗ベーカリー。粉から生地を仕込み、形成して焼き上げるまでの全行程を一貫して行う「スクラッチ製法」を得意とし、店舗で焼き上げるインストアベーカリーのスタイルによる焼きたてのパンを提供している。
同店では、20~50代女性をメーンターゲットに、ハード系のパンから食パン、菓子パンまで約100種類のパンを販売する。ミニクロワッサンを中心に焼きたての商品を量り売りで提供するミニクロワッサン「MiniOne」と「ベーカリー・カフェ」を併設し、店舗面積は168.7平方メートル。ベーカリー・カフェの席数は38席。
ベーカリーでは、みなと町をイメージして生海苔(のり)を使った「パン・オ・ザルグ(オリーブ)」(525円)、マンゴーとココナッツを合わせた「パン・オ・マングー」(273円)、グリエールチーズを生地にいれて焼き上げた「グリエールパヴェ」(210円)、フランボワーズダマンドとチョコを生地に巻き込み焼き上げた「フランボワーズショコラ」(262円)など、約30品のMARK IS みなとみらい店限定パンを提供。
ベーカリー・カフェでは、ドリンクの注文で購入したパンをイートインでき、本日のパンプレート(日替わりパン・スープ・サラダ・ドリンク付き)、ふわふわオムレツプレート(オムレツとパン・サラダ・ドリンク付)などの食事メニューも用意する。
ドンクの古胡泰江さんは「近隣の方をはじめ、遠方の方、オフィスワーカーなど、それぞれのお好みに合わせられる多彩なパンを販売している。ベーカリー・カフェでは、食文化を豊かにするようなメニューをご提案しているので、ゆっくりとした時間をお過ごし頂ければ」と話している。
営業時間は月曜~木曜=10時~20時、金曜・土曜・日曜・祝日・祝前日=10時~21時。カフェのラストオーダーは閉店30分前。
ドンクは、初代の藤井元治郎さんが長崎から職人を招き、1905年に神戸市兵庫区に「藤井パン」として開業。1951年に商号を「株式会社ドンク」に変更した。全国に約130店舗を展開し、店舗商品全体の約3割は各店舗のパン職人が開発した店舗限定商品になっている。