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大さん橋で美術家・科学者・映画監督などが芸術ライブ「形と暴力が私をパレードする」

ライブセッションの稽古の様子

ライブセッションの稽古の様子

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナルCIQプラザ(横浜市中区海岸通1)で6月28から30日まで、ユニークな芸術作品「形と暴力が私をパレードする」が上演される。

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 美術家・科学者・音楽家・映像作家・映画監督・照明家・俳優・大学生など、さまざまな領域の専門家たちが参加する同公演は、10数台のセンサーがその命を動かす「姿のない人工生命・音の海」と多様な「人間たち」が横浜の海上、大さん橋に集結するというストーリーのもと、「世界の形が作られるプロセス」に音・光・映像・行為によって挑むライブセッション。

 公演を主宰するアーティスト河村美雪さんは、これまで映像やハプニング、インスタレーション、パフォーマンス、コラージュ作品などを手がけており、2006年にはアートパフォーマンスカンパニー「Co. うつくしい雪」として舞台芸術にも進出。以来、俳優やダンサーといった生身のパフォーマーを起用し、言葉や映像と組み合わせながら、その場に起こる出来事に遭遇する観客の体験というものに焦点を当てた作品を制作している。

 作品で使用するプログラミング・サウンド・システム「音の海」は、環境が進化する過程を音によって経験可能にする人工生命科学の知見に基づいた進化するシステム。空間内に存在しているものの動きに呼応して音の組み合わせ方が変わり、人間とシステムの関係は単純なインタラクションに留まらず、予測不能で多様な音のハーモニーをつくり出す。

 参加アーティストは、大谷能生さん(音楽家・批評家)、山崎阿弥さん(声)、大久保愉伊さん(映画監督)、長屋和彰さん(俳優)、毛利悠子さん(美術家)、高橋啓祐さん(映像作家/Nibroll)、中山奈美さん(舞台照明家)、江原理恵さん(ボタニカルデザイナー)ほか。

 河村さんは「私たちは、このイベントの最中、それぞれ個別に自分の仕事に没頭します。そして『音の海』は、その日、その場で生起するすべての行為を飲み込んで新しい音を作り出し続ける。『行為』とは、音の海の中で現在を作り出す人であり、映画の記憶やご自身の映画など複数の記憶のレイヤーが重ねられた『記憶の庭』で映画に出会い直す人」と語る。

 また、「演劇的でありながら演劇ではなく、音楽ライブのようでありながらコンサートでもない。毎日異なる結果が生まれては消える3日間となる」とも話している。

 会場は横浜港大さん橋国際客船ターミナル2階CIQプラザ。上演スケジュールは6月28日19時、29日15時と19時、30日18時の3日間4公演(開場は開演30分前)。入場料=2,500円(29日15時公演のみ2,000円)、全席自由。

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