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絹発祥の地で「かながわシルクフェア」-スカーフ教室、組みひも体験も

「かながわシルクフェア」の様子

「かながわシルクフェア」の様子

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 シルクセンター国際貿易観光会館(横浜市中区山下町1)で3月2日より、「かながわシルクフェア2012」が開催される。

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 同フェアでは、神奈川県の伝統産業であるシルク製品を中心とした繊維製品の紹介を通して、シルク産業の活性化を図る。主催は、県内繊維業界団体4団体(神奈川県繊維協会、横浜繊維振興会、繊維産業会、横浜織物商組合)、シルクセンター国際貿易観光会館、神奈川県、神奈川県観光協会で構成される「かながわシルクフェア実行委員会」。今年で4回目を迎える。

 期間中は、スカーフやストール、ショール、ネクタイ、ポケットチーフ、組ひもを販売するほか、シルクを使用した体験教室を実施。

 体験教室のプログラムは、プロのカラリストが自分に似合う色、スカーフやネクタイのイメージをアドバイスする「カラーコーディネート教室」をはじめ、スカーフの使い方のコツやアレンジの仕方を伝授する「スカーフの結び方教室」、機械でシルクの組ひもを作る「組紐体験」。

 新商品コーナーでは、神奈川県内の繊維関連の事業者が研究・開発している2011年から2012年の新作・新製品を紹介する。商品は、帽子の一部にスカーフを取り入れた「ハンチング」(発売元:飯野)、ふくれ織りで素材の特徴を生かしたロングストール「アニマル太陽」(発売元:飯野)、手軽に巻くことができる柄とサイズに仕上げた綾織物「シルクアヤペーズリーロングスカーフ」(発売元:モトカワ)など。

 シルク博物館は1月より改修工事のため休館しているが、展示のリニューアルと合わせ、小学生を対象に、蚕の繭(まゆ)をモチーフとした博物館オリジナルキャラクターの名前を29日締切で募集している。

 神奈川県観光協会の相原裕さんは「今年は神奈川県の繊維業界の活動の一端をお伝えするために、新製品やスカーフの新柄発表コーナーを設置します。フェアの来場者には、抽選で横浜スカーフのプレゼントもご用意。個性的な製品を販売する予定ですので、春からのおしゃれに取り入れて頂けたら」と話す。

 会場はシルクセンター国際貿易観光会館 地下1階イベントスペース。開催時間は10時~18時。入場無料。各講座の申し込みなど詳細はホームページで。3月9日まで。

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