育児の楽しさを学ぶ「横浜イクメンスクール」-子育てパパを支援

第1期の講座の様子

第1期の講座の様子

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 横浜市こども青少年局は、父親向けの講座「横浜イクメンスクール」第2期生の募集を開始した。

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 同スクールは、乳幼児の父親(予定者含む)で、育児を楽しみ、自分も成長する男性「イクメン」を対象に、子どもやパートナーとのかかわり方、育児に必要な知識・技術などを学ぶ子育て講座シリーズ。

 第2期となる今回は、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事で厚生労働省「イクメンプロジェクト」の座長を務める安藤哲也さんによる「ファザーリングの極意」、NPO法人マドレボニー代表理事の吉岡マコさんによる「パパができる産後ケア」などの講座を実施。

 開催日は、1月14日・28日、2月4日・18日、3月4日の5回。会場は、横浜ベンチャーポート(横浜市中区太田町2)で受講料は無料(教材費5千円が別途必要)。開催時間は19時~21時。申込期間は12月22日まで。定員は20人(抽選)。3月12日には終了式も行われ、修了者には、校長である横浜市山田正人副市長より修了証が授与される。

 「横浜イクメンスクール」は、7月に第1期が開校し、全5回のプログラムに23人が参加した。第1期の受講生からは、「パパの育児は楽しむことが大切ということが実感できた」「料理や家事を嫌がらずにできるようになった」「知識だけでなく、具体的な体験談で、心につきささる話が多かった」などの声が聞かれた。

 横浜市こども青少年局企画調整課の同スクール担当の鈴木亜矢子さんは、「第1期の受講生のアンケートでは、90%以上の方が『満足』と回答されました。第2期も、さらに講座内容を充実してパパの期待にお応えしていきます。講義を受けるだけでなく『パパ友』もできる機会になればうれしいです。横浜イクメンスクールに参加いただけない方でも、市内の地域子育て支援拠点などで、さまざまなパパ向け関連イベントなどを実施しています。サイト『ヨコハマダディ』で調べて是非出かけてみてください」と話している。

 横浜市では、ワーク・ライフ・バランスを推進する一環として、父親の子育てを支援する「横浜パパスクール」事業を実施しており、講座やイベントの開催、子育てパパ応援サイト「ヨコハマダディ」の運営などを行っている。

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