横浜市開港記念会館で地域SNS活用「子育て支援フォーラム」

マップづくりのコアメンバーに対するSNS活用講座の風景(「親子deおでかけマップ」プロジェクトより)

マップづくりのコアメンバーに対するSNS活用講座の風景(「親子deおでかけマップ」プロジェクトより)

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 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で2月24日、子育て支援コミュニティ横浜実行委員会によるフォーラム「子育ての現場に役立つ情報支援について」が開催される。

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 同実行委員会は、横浜の地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「ハマっち!」や携帯メールなどの情報通信技術(ICT)を子育て支援に活用し、育児中の親を地域で支える仕組みを調査・研究する事業に取り組んでいる。

 事業は、2008年度から文部科学省が全国の地域SNS運営団体などに「地域SNSを活用した家庭教育支援に係る調査研究事業」として委託しているもの。

 今回のフォーラムでは、、同事業の活動報告・調査研究発表と併せ、親が地域で助け合いながら、安心して子どもを育てていくために必要な情報を当事者に届ける「情報支援」という視点から、多彩なゲストによる事例を紹介し、それぞれの実践の意義や課題などについて、ディスカッションする。

 内容は、地域SNSを活用した家庭教育にかかわる調査研究報告として、子育てに役立つ「まちの情報」を集めたオンラインマップを作成する「親子deおでかけマップ」プロジェクトの報告、研究チームによる研究発表のほか、参加型システム研究所の藤川祥子さんが「地域の子育て支援情報の提供のあり方とそのモデルづくり」に関する調査研究報告を行う。

 「子育て情報支援」の事例紹介では、「情報誌とWEBで母親支援」(リトル・ママ代表取締役の森光太郎さん)、お母さん大学「お母さん業界新聞」(トランタンネットワーク新聞社)、都筑区チルコロ計画の取り組み、子育て情報携帯メール配信「ベイ☆キッズめ~る」、横浜市の子育て支援サービス「ハマハグ」を予定している。

 当日は同室内にキッズスペースを設置し(保育士つき)、会場の様子をインターネットを介したコミュニケーション・サービス「twitter(ツイッター)」で生中継する予定。

 子育て支援コミュニティ横浜実行委員会の東恵子さんは「『親子deおでかけマップ』コミュニティでは、子育て中のママたちが集まり、子連れでお出かけする時に役立つ情報を集めたマップ作りに取り組んでいます。作成にあたり、皆で調査指標作りから始め、それを元に子どもと一緒に街を歩くのですが、毎回調査報告会はすごい盛り上がりです。子育て中だからこその視点や感じ方を大切に、マップという媒体を通してさまざまな人が子育てにやさしい街づくりを考える契機になってほしい、そんな思いを込めて活動中です」と話している。

 開催時間は13時~15時(12時40分受付開始)。会場は2階6号室。対象は子育て支援に関わる方、テーマに関心のある方、子育て中の保護者など。定員80人(先着順)、参加無料。

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