ロイヤルウイングでハローキティ本「キティの涙」出版記念クルーズ

エンターテインメント船「ロイヤルウィング」

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 大さん橋を母港とするエンターテインメント船の運営を行う「ロイヤルウイング」(横浜市中区海岸通1)で12月13日、ハローキティのデザイナーによる語り下ろし「キティの涙 -Tears of kitty-」出版記念パーティーが開催される。

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 イベントでは、ハローキティデザイナーの山口裕子さんを迎えた「トークショー&サイン会」を実施。「ハローキティ」は日本生まれ、本名「キティ・ホワイト」。誕生日11月1日、身長はりんご5個分、体重はりんご3個分、双子の妹の名は「ミミィ・ホワイト」。当日は10月に発売された「キティの涙」出版を記念して、山口さんのサイン会ほか、「ハローキティ」の知られざる誕生秘話についてデザイナー自らがファンの質問に答えながら語る。

 会場ではカメラマンによる記念撮影が用意され、中華バイキング(フリードリンク付き)を楽しむことができる。参加者には、集英社刊「キティの涙」1冊を含むお土産つき。

 価格は15,000円(乗船料・飲食代・記念写真・お土産代込み、先着50人)。受付時間は15時30分~16時20分(ターミナル前)、イベント開催時間は16時30分~19時。事前予約制で問い合わせはロイヤルウイング事務局(TEL 045-662-6125)まで。

 ハローキティは1974年、サンリオによってデザイン開発され、英国生まれでロンドン郊外に住んでいるという設定のキャラクター。現在、世界約70カ国で 年間約5万種類の商品が発売されており、生誕35周年を迎えた今年は英国王立造幣局鋳造の「ハローキティ誕生35周年記念貨」が発行された。

 ロイヤルウイングは、昨年5月にサンリオと業務提携。以来、人気キャラクター「ハローキティ」を利用した切手やペン、タオルなど「ロイヤルウイングキティ」オリジナルグッズを販売している。

 同社企画広報・IT推進部の細川隆行さんは「今月27日には今年最後となるキティちゃんが船上で誕生日を祝う『ハローキティ バースディクルーズ』を開催。来年1月からは趣向を変えたあらたな『キティクルーズ』を予定しておりますのでお楽しみに」と話す。

 ロイヤルウイング社の創立は2000年。資本金1億8,000万円。就航2001年3月17日。総トン数=2,876トン、全長=86.7メートル、全 幅=13.4メートル、旅客定員=630人のクルーズ船「Royal Wing」を運航している。サンリオは、2008年5月29日付で同社の経営陣が持つ株式の取得や第三者割当増資など発行済み株式の95%を取得。買収額は約4億円。

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