テレビ神奈川（tvk）は10月31日と11月1日、日本大通り周辺（横浜市中区日本大通）で地産地消や食と環境をテーマにしたイベント「tvk秋の収穫祭」を開催する。

　同イベントは神奈川産の農水産物や名産品の販売のほか、自然や環境に関連する展示やワークショップなどが開かれ、企業・グループなど多数のブースが出展する。横浜メディア・ビジネスセンタービルなどを会場に行われた昨年はおよそ9万5,000人が来場し、賑わいを見せた。今年で3回目の開催。

　今年は開港150周年を記念し2日間にわたり3会場（日本大通り、神奈川県庁前、象の鼻パーク）で多彩なイベントを繰り広げる。日本大通りの特設ステージでは、昨年同様ミュージシャンの白井貴子さんのライブ、象の鼻パークでは、木材と輪ゴムを利用して町をつくるコーナーを設け親子で楽しめるワークショップなどを実施。

　また、日本大通りや県庁前の会場では、ブックオフと神奈川大学が連携した「本の架け橋プロジェクト」の一環活動として、ブックオフの提供による中古書籍の販売や帯づくり体験なども予定。同事業は、1万冊の中古書籍を通じて日本語を学ぶ国内外の子どもたちの学習支援や国際交流を行うもので、収益は書籍の海外発送や帯づくりの資材購入に充てられる。

　そのほか、tvkを含む民放各社などで構成される関東広域地上デジタル放送推進協議会による、地上デジタル放送の受信相談や記念グッズ配布なども。

　tvk担当者の種子島幸さんは「好天に恵まれ、毎年たくさんのお客様に楽しんでいただいています。今年はオープンしたばかりの象の鼻パークまで会場を広げ、日本大通りから海まで、100軒近いブースが軒を連ねます。ライブステージやワークショップはもちろん、各ブースで生産者の皆さんと触れ合いながらお買い物や試食ができる点が収穫祭ならではの楽しみ」と話す。

　イベントの開催時間は10月31日が11時～16時、11月1日が10時～16時。参加無料。