横浜市が若者就労支援サイト「ハマトリアム・カフェ」開設

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 「若者の働く・学ぶをみんなで創る」をコンセプトに、若者の声や支援現場の情報を伝える就労支援ウェブサイト「Hamatorium Cafe ハマトリアム・カフェ」が、7月20日オープンした。

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 同サイトは、横浜市が行う若者雇用促進事業「よこはまユースニューデール」の一環で、横浜市こども青少年局からの委託を受け「シェアするココロ」(横浜市都筑区中川中央2)が運営。ウェブ上に若者たち相互の語らいの場を設け、若い人材を求める企業と就労困難な若者とのマッチングを行うことで、たくさんの人が行き交い情報を共有し語り合うプラットホームとして若者の自己実現を後押しする。

 主なコンテンツは、仕事と若者に関する街の情報を提供する「ハマトリアム・カフェ通信」、若者を応援する会社や商店を取材動画やインタビュー記事で紹介する「横浜ジョブ・トライアル」。ほかにも、チャット形式で若者たちが悩みや相談を書き込むことができるコンテンツや、働く人から仕事にまつわる話を聞けるコンテンツなどがある。ハマトリアムとは、仕事につくまでのモラトリアム(猶予期間)を横浜で有効的に過ごそうという意。

 同社代表の石井正宏さんは、NPO機関でこれまで9年間、ニートやひきこもりなどの就労に困難な若者たちを現場で支援。若者たち1人1人に合わせた支援をするためには、支援情報や若者たちの声を発信し、各団体が互いに協力することが必要と感じ、今年5月に同社を立ち上げた。

 石井さんは「就労が困難な状況にある若者が、ネット上から支援情報をキャッチしても実際に動き出せるケースは稀です。それをつなぐためには、社会の前で立ち止まった若者を大人たちが支え、ゆるく背中を押してあげる仕組みが必要。横浜には面白い大人がいっぱいいます。是非皆さん、ハマトリアム・カフェに参加してください」と話している。

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