そごう美術館で奥谷博さん展覧会-文化功労者顕彰記念

「霧り渡る」(2006年 松村謙三コレクション蔵)

「霧り渡る」(2006年 松村謙三コレクション蔵)

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 そごう横浜店(横浜市西区高島)6階そごう美術館で1月31日より、現代の洋画壇を代表する画家のひとり、奥谷博さんの展覧会「文化功労者顕彰記念 描くことは生きること 奥谷博展」が開催されている。

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 奥谷さんは高知県宿毛(すくも)市に生まれ、東京藝術大学卒業後、2度の滞欧生活の中で日本人としていかに油彩画に取り組むべきかと考え、個展などでその成果を披露してきた。昨春にはパリ・ユネスコ本部で日本人洋画家として個展を初めて開催し、世界各地に点在する世界遺産を題材とした作品群が、大きな反響を呼んだ。昭和会賞や宮本三郎記念賞、芸術選奨など数々の受賞歴を持ち、昨年度は文化功労者に選ばれた。今回の展覧会では、芸大受験時に持参した「20歳の自画像」(1955年)に始まり、最新作にいたる油彩画約60点と素描作品をあわせて展示する。

 2月11日には、奥谷さんによるギャラリートークとサイン会も開催。開館時間は10時~20時。入館料大人=900円、大学・高校生=700円、中学生以下無料。2月25日まで。

奥谷博展(そごう美術館)

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