石川町のギャラリーで「木炭で描いたアニメ映画」の上映会

辻さんの2006年の最新作「影の子供」

辻さんの2006年の最新作「影の子供」

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 石川町駅から徒歩3分ほどの「ギャラリー四門」(横浜市中区石川町1、TEL 045-212-1590)で1月20日、アニメ映画制作者・辻直之さんの作品上映会「夢想の旅絵巻」が開催される。

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 辻さんは、インスタレーションや平面、アニメ映画などの分野で活躍するアーティストで、2003年より若手作家の発表や交流の場として「ペペ馬場キネマ劇場」を主宰。2004年に木炭画の短編アニメ作品「闇を見つめる羽根」、2005年には「3つの雲」がカンヌ国際映画祭の監督週間に招待された。上映会では、招待作品を含む、辻さんが1994年から2006年までに制作したアニメーション作品全7作を一挙上映する。

 同ギャラリーを企画・運営する造形作家の大野公士さんは、以前に横浜中華街で「ギャラリー棲山荘(せいざんそう)」を企画運営していた時に辻さんと出会い、その後2006年10月に同ギャラリーをオープン。新春第1弾のイベントとして今回の上映会を企画したという。大野さんは辻さんのアニメーションについて、「時間をかけて丁寧に作られているところや、木炭を使うというユニークな独特の温かみのある表現などが魅力」と話している。

 同上映会は1月27日にも開催。開場は13時30分で、開演は14時。チケットは1,000円(ドリンク付き)。要予約。20日の上映会には既に多くの予約申し込みがあるという。

ギャラリー四門

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