横浜市の風力発電事業の協賛企業にキリンビールなど15社

3月に運転開始の瑞穂ふ頭の大型風力発電設備

3月に運転開始の瑞穂ふ頭の大型風力発電設備

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 横浜市が2007年3月から運転を始める瑞穂ふ頭(神奈川区鈴繁町8)の風力発電事業の協賛企業「Y(ヨコハマ)-グリーンパートナー」としてキリンビールなど15社が決まった。

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 同事業は、「グリーン電力証書システム」の活用などによる企業参加と、「住民参加型市場公募債」の発行による市民参加により、市民、事業者、行政の協働で、横浜市の環境行動のシンボル的事業として進めていくもの。「グリーン電力証書システム」の活用等により、事業に参加する協賛企業を「Y-グリーンパートナー」とし、1口年間100万円で計45口(4,500万円)を集めて、運営費などにあてる。契約期間は10年で、総額4億5000万円を調達する。

 協賛口数に応じ、風力発電で発電した実績を証明する「グリーン電力証書」を発行するほか、グリーン電力の統一ロゴマークや風力発電事業のロゴマークを許可する。また、グリーン電力の利用実績、CO2削減実績を企業のCSR活動などに活用できる。

 協賛企業は、キリンビールが15口、日産自動車、新日本石油、ファンケルグループが各5口、日本郵船が3口、三菱地所、セガが各2口、横浜倉庫、東京ガス、伊藤忠テクノソリューションズ、ニコン、JA横浜、ヴェステックジャパン、みずほファイナンシャルグループ、京急百貨店が各1口で合計15社45口。

 風力発電装置は高さ118メートルで、発電能力は1,980キロワット。年間発電量は約300万kWh(一般家庭約860世帯の年間電力使用量に相当、CO2は約1,100トンの排出量削減)を見込んでいる。

横浜市 環境創造局 風力発電

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