横浜能楽堂で「横浜飛天双○能」-子ども達の能も上演

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 横浜飛天双○能(ひてんふたわのう)実行委員会(統括者 飯田繁男氏)は8月8日、能楽囃子大倉流大鼓の大倉正之助氏のプロデュースにより「第10回 横浜飛天双○能」を開催する。

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 同公演は2部構成で、昼の部は「子ども達の輝く瞳・朗々たる声!」と題し、下掛宝生流ワキ方安田登氏によるワークショップに続き、子ども達の「横浜」をイメージする200語から制作された狂言小謡「横浜」の発表、創作能「九頭龍」の上演が、囃子から後見、働キまで、全て小学1年生から高校3年生までの子ども達により行われる。開催時間は15時~17時で入場は無料。事前予約席あり。

 夜の部は「横浜の能はこんな風になる!」と題し、能「横浜三時空(よこはまさんじくう)」の制作過程をシテ方 清水寛二氏、笛 松田弘之氏、太鼓 金春國和氏が公開するほか、狂言「蟹山伏(かにやまぶし)」および能「養老 水波の伝(すいはのでん)」も上演される(鑑賞の手助けをするイヤホンガイド席あり)。「横浜三時空」は2年前に一般公募から選んだ作品をもとに多田富雄氏が詞章を作成、本年観世流シテ方清水寛二氏が謡をつけ、来年9月に上演予定の能作品で、今年は制作過程の公開のみ。会場は横浜能楽堂。開催時間は19時~20時40分。入場料は全席指定、正面席 8,000円、脇正面(イヤホンガイド席)7,000円、中正面・2F席6,000円、小中学生2,000円(脇・中正面・2階席)。予約受付・問合せは横浜飛天双○能実行委員会事務局(TEL 090-7403-8760)まで。

 横浜飛天双○能実行委員会は、モーターサイクルクラブ「ケンタウロス」の共同創立者の故 飯田タツ子氏の遺志に基づき、「能楽」を市民に広く伝えることを目的として1997年に発足し、同年新設された横浜能楽堂にて第1回公演を開催。「能はライブだぜ」をスローガンに、新しい試みを行い、現在の「横浜」の能を作ろうとしている任意団体。

横浜飛天双○能

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