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関内で「ジャズと街の記憶と記録」展 全国108のジャズ喫茶のマッチの物語

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 「ジャズ喫茶保存会」が運営するリスニングルーム「ミュージック クロニクル Yokohama」(横浜市中区常盤町2)で「ジャズと街の記憶と記録」企画会〈Part1「街の灯」編〉」が12月19日から、開催されている。

「ジャズと街の記憶と記録」企画会 リーフレット

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 野毛にあったジャズ喫茶ちぐさに寄贈された全国の108のジャズ喫茶のマッチを、写真家・松本祥孝さんが撮影し、佐伯誠さんのテキストと共に、アートとして「写真と文章でつづる108のジャズ物語」を届ける。

 松本さんは関内で「matsumoto coffee roasters」を主宰し、「コーヒー焙煎(ばいせん)と白黒暗室の奇妙な関係を探し中」だという。佐伯さんはかつてANAの機内誌「翼の王国」で連載していた文筆家。デザインは上島洋さん、マッチ提供は福田実さん。

 ジャズ喫茶保存会のメンバーで同展を企画制作する笠原彰二さんは「当時、ジャズ喫茶に通っていた常連たちは、どんな曲に身を委ね、マッチの、炎の向こうに何を見てきたのか。その見え隠れする幻影を想像しながらゆったりとした時間を過ごして」と来場を呼び掛ける。

 展示期間中は、リスニングルームでのリクエスト曲の受付はなく、企画側で選曲したジャズを流し、ミュージックチャージは不要。

 Part1は12月26日まで。開催時間は13時~18時(26日は17時まで)。観覧無料、要ドリンクオーダー。

 1月にはPart2の開催を関内のカフェ「I'm home」(中区相生町3)とコミュニティースペース「泰生ポーチ」(中区相生町2)で予定する。

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