
昭和の名曲を中心に演奏する「オトナの歌謡曲ソングブックコンサート in YOKOHAMA」が6月7日18時から、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)の講堂で初開催される。
浜田真理子さん、畠山美由紀さん、奇妙礼太郎さんが出演し、今なお歌い継がれる昭和の歌謡曲などを選曲、「横浜の歌」コーナーも用意する。司会進行役は「ムード歌謡の貴公子」と称されるタブレット純さんと、「オトナの歌謡曲プロデューサー」を名乗る佐藤利明さんが務める。
当日は「令和の中で進化する昭和カルチャー」をテーマに、「昭和歌謡」に関する複数の関連イベントを会館内で展開。1917年(大正6)年に完成し、1989(平成元)年に国の重要文化財に指定された歴史ある会場が1日限りの「『オトナの歌謡曲』のテーマパーク」となる。
1号室では11時~21時まで常設展示として「昭和歌謡レコードジャケット」展と「横浜レコード散歩」を開催。ジャケット展では「刺しゅうアーティスト」のYuriさんが刺しゅうでレコードジャケットを再現した作品を披露する。11時30分~12時30分は「音楽と今昔写真で見る! 横浜歴史の積層」と題し、横浜の歴史を発信する「横濱今昔写真」を運営する島田翔陽さんが横浜ゆかりの曲の舞台となった場所などを紹介する。
14時30分~15時30分にはイベント「横浜ソング総選挙~平成生まれと読み解くヨコハマポップスTOP10」を開催。事前にオンラインで募集する「あなたにとっての横浜ソング」の投票結果をもとに選ばれた10曲を「昭和の音楽を愛する平成生まれ」の4人、さにーさん、昌太郎さん、Yuriさん、Yoshi-Kingさんが、エピソードとともに紹介する。候補曲は、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」や、原由子さんの「横浜Lady Blues」、矢沢永吉さんの「ニューグランドホテル」など、横浜に関する50曲、候補曲以外に投票したい楽曲への投票も可能。
6号室では12時30分~14時に「昭和の歌謡百貨店 in YOKOHAMA」 公開収録イベント、15時30分~16時30分に横浜を拠点に活動するアーティストの斉藤ネヲンサインさんと踊るミエさんによる体験型イベント「ドドンパレッスンと昭和トークセッション」も実施する。
主催する「オトナの歌謡曲ソングブックコンサート実行委員会」の中野充浩さんは「昭和歌謡は懐かしくて新しい不思議な感覚。昭和の歌を体験し、横浜の魅力を、歌を通じて感じてもらえたら」と来場を呼びかける。
「オトナの歌謡曲ソングブックコンサート」のチケットはB席=5500円~。各イベントの参加費は1000円~。展示は無料。「横浜ソング総選挙」の投票は5月25日まで。