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直径1メートル約300人分の大月餅 「中秋大月餅」が30周年

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 ローズホテル横浜(横浜市中区山下町)の1階ロビーに、現在、大きな月餅「中秋大月餅」が展示されている。

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 中国では「中秋節」と呼ぶ十五夜の日に月餅を食べる風習があることから、重慶飯店の職人が作成。月餅の表面には「重慶飯店 中秋節 2023.09.29」と中秋節の日付が書かれている。直径は1メートル、重さ約60キロで、約300人分に相当する。黒あんは42キロ、皮の生地12キロ、アヒルの塩卵8キロ(約700個)を使用している。

 大月餅は1994(平成6)年から続けて作られており、今年で30回目。コロナ以前は中秋節の当日に、先着300人に切り分けた月餅の無料配布をしていたが、現在は配付は行わず、展示と共に「中秋大月餅クイズ」をオンラインで開催している。

 重慶飯店では、中秋節限定で、「アヒルの塩漬け卵」の黄身を満月に見立てた17センチの豆沙蛋黄特大月餅(3,780 円)や、豆沙蛋黄大月餅(972円)など、自宅で食べることのできる「中秋月餅」も販売している。

 ローズホテルの担当者は「中国では月餅を、日本のお中元お歳暮のように送りあうと聞く。自分用のほか、お世話になった人や友人同士でもプレゼントしてみては」と話し、「中秋節の満月の夜に月餅を食べると幸せになるという言い伝えがある。今では一年中店頭で見うけられる月餅だが、本来はこの時期にしか食べられないものだった」とも。

 展示は29日まで。

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