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視覚障害者らが3Dプリンターなどに触れる体験見学会ーファブラボ関内で

写真を拡大視覚障害者らが3Dプリンターなどに触れる体験見学会ーファブラボ関内で

 レーザーカッターや3次元プリンタなど、デジタル工作機械を備えた市民ものづくり工房「ファブラボ関内」(横浜市中区相生町3)に7月19日、視覚障害者やIT技術者のグループが訪れ、機器を触ったり、障害者に役立つものづくりについてアイデアを交換したりするなど、新たなものづくりの潮流の一端に触れた。 全文を読む  「ファブラボ関内」を訪問したのは、視覚障害者・高齢者などいわゆる「情報弱者」の暮らしやすい社会づくり・技術提案などの啓発活動を実践するNPO法人「ハーモニー・アイ」(東京都港区南青山4、馬塲寿実理事長)の関係者ら12人。このうち、視覚に障害があるのは4人(全盲3人、弱視1人)。

 この体験見学は、同NPO法人のメンバーのうち、iPadを通してロービジョン(弱視者)の方の支援を行うグループ「harmony-iサポーター」の勉強会の一環として実施された。

 見学では、冒頭にファブラボ関内運営ディレクターの増田恒夫さんが、ファブラボの概要を解説した後、3Dプリンター、レーザーカッターなどの主なデジタル工作機械の仕組みを、実際に機器に触りながら説明した。

 3Dプリンターの説明では、小型の機械を実際に手でさわりながら原料の樹脂やノズルを確認。「聞いただけではよくわからなかったものづくりの道理が、実際にふれてみてよくわかりました」と、中途で全盲になった男性は話していた。

 このほか、レーザーカッターで切り出された横浜臨海部の「風景」を指で触れて確認したり、視覚障害者にとって必要な「もの」についてアイデアを交換したりと、活発なやりとりが展開された。

 ファブラボ関内ディレクターの増田さんは「寄付いただいた反射布を使って視覚障害の方とコラボしたモノを作ってみたい。さまざまなニーズを持ったコミュニティとファブラボが関わりをもつことで、新たなものづくりの視点を得られることを実感した。今後も、多様な団体と交流を深めていきたい」と話している。

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