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山手で「被災地にお菓子を届ける会」 横浜から音楽とともに贈る菓子づくりの参加者募集

横浜市花の「バラ」の形をしたクッキーなどをつくる

横浜市花の「バラ」の形をしたクッキーなどをつくる

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 竹之丸地区センター(横浜市中区竹之丸133)で4月24日、被災地支援や国際交流などを展開している認定NPO法人「あっちこっち」(横浜市中区西竹之丸61)が、「被災地にお菓子を届ける会」を開催する。

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 東日本大震災後の2011年8月に「芸術で社会貢献を考え実行する市民団体」として横浜で発足した同NPO。クラシック音楽の演奏者などのアーティストをほぼ毎月、被災地に送り「宏(おお)きな樹 カフェ・コンサート」として、被災地の人たちの笑顔を増やす演奏会や楽器体験ワークショップなどを実施してきた。

 カフェ・コンサートは、宮城県七ヶ浜町復興ボランティアセンターや福島県いわき市内の団体から依頼を受け、仮設住宅集会所や公民館、介護施設などで、若手演奏家による演奏を開催。カフェで振る舞うお菓子を「横浜で作って被災地に送ろう」と、2012年から「被災地にお菓子を届ける会」ができた。

 ボランティアを募り、竹之丸地区センターで毎回100個以上のさまざまなお菓子が作られる。これまで500人以上、中学生から70代までの幅広い年齢層が参加してきた。

 24日は横浜の市花である「バラ」の形をしたクッキーと、いちごのケーキを作る予定。カフェタイムには南三陸町の街並みやそこに住む子どもたちの姿や、カフェ・コンサートの様子などを写真や映像で伝えるほか、支援先の人たちからのメッセージも紹介する。

  同NPO代表理事の厚地美香子さんは「参加したボランティアさんから『被災地には行けないけれどお菓子を作る事で被災した方々の支援が少しでもできれば』という声を頂いている。被災地の方々に思いを寄せることが一番の支援になるように思う。ぜひ沢山の方たちにこの活動を知って頂きたい。とても楽しい会なので、気軽にご参加ください」と話している。

 開催時間は9時30分~12時30分。参加費は、被災地支援活動への支援金として1口1,500円。申し込みはフェイスブックページまたはメール info@acchicocchi.comで。

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