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神奈川の食材と横浜ビールを楽しむ「秋の大収穫祭」 生産者の思いを届ける

あいさつする横浜ビール代表の太田久士さん

あいさつする横浜ビール代表の太田久士さん

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 地ビール製造販売の「横浜ビール」が運営するレストラン「驛(うまや)の食卓」(横浜市中区住吉町6)で11月17日、神奈川の豊穣を祝うグルメイベント「秋の大収穫祭」が開催された。

姉弟ジャズユニット「サファリパークDuo」の野村琴音さん

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 生産者との交流を楽しみながら、地元神奈川の食材、横浜ビールを味わう企画。招待客を含む多くのビールファンが集い、この日のために用意された特別メニューと定番ビール含む10種類の横浜ビールを楽しんだ。

 大収穫祭には、美濃屋あられ、Aromaful Vege Farm(古川原農園)、塩川観光果樹園、綱島の桃農園「池谷家」、小机「小松ファーム」ら多くの県内生産者が参加。三浦・松輪とれたてカンパチのお造り、金沢区「永島農園」さんの椎茸、中区「梅や」さんの横浜ビールオリジナル鶏の丸焼きなどの料理がビュッフェスタイルで提供され、古川原農園(港北区)で収穫したヨコハマカスケードホップを使用した限定醸造ビール「ヨコハマIPA」も特別に振る舞われた。

 当日は同店スタッフによるオペラや、姉弟ジャズユニット「サファリパークDuo」の演奏も実施。同ユニットの姉でトランペットを演奏する野村琴音さんは今年、市内の養護学校を卒業し横浜ビールに入社。現在、レストラン「驛の食卓」のランチタイムにホールスタッフとして働いている。

 横浜ビール代表の太田久士さんは「街のビール屋としておいしいビールを造り続け、街に誇りをもてるきっかけを提供することが大切な務めだと思う。今後も食材の先にある生産者の思いをお客様に届けたい」とあいさつ。また、深田優醸造長は「これからも生活に根付くビールを突き詰めていきたい」と話している。

 レストラン「驛の食卓」は地ビール醸造所を併設し、「地ビールを地元の食材とともに味わってほしい」というコンセプトのもと、神奈川県内の生産者から仕入れた食材を使ったオリジナル料理を提供。驛の食卓(2階)とYokohama Beer Stand(1階)ではできたての樽生ビールを飲むことができる。

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