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新港ふ頭でダンス公演「DANCE TRUCK」-6tトラックを舞台に

第1回DANCE TRUCKの様子(撮影:森日出夫)

第1回DANCE TRUCKの様子(撮影:森日出夫)

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 新港ふ頭入口前・特設会場(横浜市中区新港2)で9月7日と8日、ダンスイベント「DANCE TRUCK PROJECT:2013 横浜公演」が開催される。

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 ダンス・トラック・プロジェクトは、輸送トラックの後部を使用するモバイル型のダンスプロジェクト。ダンスを軸に音楽、美術、映像など多様なジャンルのアーティストが集い、トラックの荷台スペースで独自のパフォーマンスを展開する。

 3回目を迎える今年は、横浜で6トントラックのフルバージョンを開催した後、東京・宮城・福島の3都市を4トントラックの軽量バージョンで初開催。トラックでさまざまな都市とネットワークし、街中の空き地の有効活用、ダンスにおける新たなmobility(機動性・移動性)を探っていく。

 主催は、街を舞台にパフォーマンスを展開する横浜拠点のNPO法人「Offsite Dance Project」(中区池袋10)と全日本ダンストラック協会(東京都府中市)。

 横浜公演の会場は、新港ふ頭入口にあるタグボート利用者向けの駐車場一角で、高層ビルと海を臨むスペースが特別に解放される。6トンの輸送トラックを駐車し、ダンスを軸に国内外で活躍している多分野のアーティスト10組が、トラックの荷台スペースの極小空間で都市の景観からインスパイアされたパフォーマンス、インスタレーションを披露する。

 パフォーマーは、7日=岩渕貞太・関かおり、白井 剛/Dill、テニスコーツ、東野祥子、向雲太郎、21世紀ゲバゲバ舞踊団、斉藤洋平(映像インスタレーション)。8日=伊東篤弘、岩渕貞太・関かおり、白井 剛/Dill、鈴木ユキオ、テニスコーツ、東野祥子、稲葉まり(映像インスタレーション)。DJ=Insideman a.k.a Q、Toshio Bing Kajiwara。上演時間は約2時間。アーティストの運営によるケータリングカーも設置する。

 Offsite Dance Project代表の岡崎松恵さんは「今回は世界のリスナーから注目を集めるテニスコーツも初参加し、都市の喧噪(けんそう)を忘れさせるようなライブも見どころ。閉じられた劇場の舞台とは異なる環境の中で、先鋭的なダンスアーティストの新しい試みに触れるとともに、見慣れた街の新しい魅力を再発見する機会となれば」と話している。

 公演は各日18時15分オープン、18時45分スタート。チケットは前売2,500円、当日3,000円。各回定員150人(先着順受付)。申し込み・詳細はホームーページで。

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