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ベイブルーイングヨコハマが「岩崎IPA」ボトルを限定発売ー横浜産大麦を原料に

瀬谷区の岩崎農園の二条大麦を原料にした発泡酒「岩崎IPA」

瀬谷区の岩崎農園の二条大麦を原料にした発泡酒「岩崎IPA」

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 ビールを製造・販売する「BAY BREWING YOKOHAMA(ベイ・ブルーイング・ヨコハマ)」(横浜市中区福富町東通2、TEL 045-341-0450)は1月28日、岩崎農園(瀬谷区)の二条大麦を原料にした発泡酒「岩崎IPA」の販売を開始する。

横浜産大麦を原料に地産地消商品「岩崎IPA」を醸造した鈴木真也さん

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 「岩崎IPA」は、農業振興の一環として開発された麦芽を67%使用した発泡酒。瀬谷区で農業を営む岩崎英一さん親子が育てた「あまぎ二条大麦」をふんだんに使用しており、アメリカ産の希少ホップによる柑橘系のアロマと力強い苦みを特徴とする。ビアパブ「BAY BREWING YOKOHAMA」を経営する横浜出身のビール醸造師・鈴木真也さんが、パブ併設の小規模醸造所で製造し、1本ずつ瓶詰めした。

 鈴木さんは、横浜で生産された大麦を使った地ビールをつくりたいと、昨年春に、市環境創造局の「農によるまちの活性化と新たなビジネスモデル」の構築を応援する「地産地消新ビジネスモデル支援事業」に構想を提案して採択され、瓶詰め機械の購入費などの補助を受けて商品化が実現した。同醸造所で瓶詰めの商品を販売するのは初めて。

 価格は330ミリリットル瓶で、1本525円(要冷蔵で賞味期限3カ月)。限定600本を販売する。

 販売は、BAY BREWING YOKOHAMA、横浜赤レンガ倉庫1号館「赤レンガ Depot」(中区新港1)のほか、地ビールのオンラインショップ「クラフトビアーズ」、グリル&バー「Charcoal Grill Green」(石川町店、馬車道店)、ダイニング「APOLLO company」(中区花咲町1)、アメリカンバー「American Bar BASIL」(中区野毛町2)、ショットバー「BOURBON STREET K's BAR」(港北区)でも提供する。28日17時から。

 鈴木さんは「6年来の知り合いである岩崎さんとのご縁を商品名にした。今年もいい麦を作ってくれたので、それに負けないおいしいビールにしようと原料をぜいたくに使い、アロマを重視してつくった。横浜の農業と地ビール製造に少しでも関心を持ってもらえたらうれしい」と話している。

 BAY BREWING YOKOHAMAの営業時間は平日=17時~23時30分、土曜・日曜・祝日=13時~23時30分。木曜定休。

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