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横浜で地域をPRする「わがまちCM」映像制作講座-コンテストへの応募も

CM制作講座の様子

CM制作講座の様子

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 横浜市中区で8月21日と9月1日の2日間、まちをPRするCM映像の制作を学ぶ「わがまちCM制作講座」が開催される。

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 講座は「わがまちCMコンテスト」(関東ICT推進NPO連絡協議会・総務省関東綜合通信局共催)と連携して実施。企画したのは、神奈川県広報課と協働し、県内のさまざまな個性と魅力を伝えるウェブサイト「かなマグ.net」を運営するNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」。

 「わがまちCMコンテスト」は、市民自らがディレクターとなって地域コマーシャルを制作し、住み暮らす町の魅力情報を発信する機会として2009年にスタートし、今年で4回目。まちの魅力を考え、映像素材を集めるCMづくりのプロセスを通じて、地域の魅力を再発見し、情報コミュニケーション技術(ICT)を活用することが狙い。応募作品のうち優秀作品は、10月に藤沢市で開催される「藤沢フォーラム」で上映される。

 今年は、従来からある「わがまちCM編」に加え、災害などに負けない日本の魅力を世界に発信しようと、匠(たくみ)の技・和のもてなし・アニメ・ファッション・里山など日本独自の文化をPRする映像作品「クールジャパンCM編」が新設された。

 どちらも、アマチュアからの応募作品(30秒の未発表映像作品)を募集している。コンテストの映像募集受付は9月9日まで。優秀作品は10月27日に藤沢市の「新堀ライブ館」(神奈川県藤沢市藤沢93、元フジサワ中央映画館)で開催される「藤沢フォーラム」で上映・表彰される。

 講座では、参加者がすでに撮影済みの動画や静止画像を準備し、ナレーション・BGM・テロップなどを入れ、30秒のCMに編集する方法を学ぶ。

 使用ソフトは、Windowsに標準でインストールされている映像編集ソフト「ムービーメーカー」。講師は、横浜市民放送局メンバーで、映像撮影・編集、インターネット生放送、映像制作ワークショップ講師の梅香家(うめがえ)聡さん。講座の時間内に作品を完成させ、作成したCMは「わがまちCMコンテスト」への応募作品とする。

 講師を務める梅香家さんは「パソコンの基本操作ができる人を対象に、動画の基礎知識について理解を深めてもらい、簡単な動画が制作できるようになるのが講座のゴールです。ふだんは『見る』立場としてとらえている動画を、作り手の視点で考えるのは非常に楽しいです。シンプルな操作で、自分の思いを作品に込められるようにできれば」と話す。

 講座は、8月21日=18時~22時、9月1日=14時~18時、両日とも会場は、シェアオフィスさくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)。参加費無料。定員は15人。2~3人のグループでの参加も可。所有パソコン持参を推奨しているが、会場での貸与も可能。編集したい画像データは、USBメモリやSDカードなどに保存し、当日持参する。詳しい問い合わせや申し込みはウェブサイト「かなマグ.net」の特設ページから。

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