伊勢佐木町に日本初の中国茶専門爬虫類カフェ「横浜亜熱帯茶館」

横浜亜熱帯茶館オーナーの長野睦さんとアルゼンチンレッドテグー

横浜亜熱帯茶館オーナーの長野睦さんとアルゼンチンレッドテグー

  • 0

  •  

 横浜・伊勢佐木町に7月4日、中国茶専門爬虫(はちゅう)類カフェ「横浜亜熱帯茶館」がオープンした。

[広告]

 同店のコンセプトは「生き物を見ながらくつろげる場」。店内の爬虫類をゆっくりと観賞するなど、触れ合ってもらうために、2煎目(にせんめ)以降も楽しめる中国茶を提供する。

 店舗にはヘビやトカゲ、イモリなど10種30匹の爬虫類や両生類を展示。約13平方メートルの放し飼いエリアに展示されたリクガメには触ることができるが、接触後は消毒や手洗いが義務付けられている。店舗面積は約100平方メートル。席数は24席。

 オーナーの長野睦(むつみ)さんは横浜市在住。5年前にリクガメを飼い始めてから、爬虫類の魅力にとりつかれた。「爬虫類が好きな人で集まれる場をつくりたい」という思いから、同店の開店を決意。環境衛生や食品衛生を理由に、認可が下りるまで1年かかったという。

 また、長野さんはすっきりとした飲み心地が特徴の中国茶の魅せられ、1年前に日本中国茶普及協会(東京都渋谷区)中国茶初級インストラクターを取得。同店では横浜中華街から取り寄せた中国茶を中心にドリンクを提供。プーアル茶や鉄観音、ジャスミンティー(800円~)、工芸茶(1,000円)、菱和園(愛知県名古屋市)の日本初有機ウーロン茶(900円~)などをそろえる。

 フードはバターや牛乳の風味が濃厚な味わいをかもし出す塩味の惣菜バウンドケーキ「ケーク・サレ」(700円~)。ドリンクとフードを組み合わせた「セット・メニュー」(1,400円~)も。

 ほかにも、オープン記念として限定50人に杉の樹皮や小枝を木屑にして再利用した「琉球山亀フィギュア」を贈呈する。

 長野さんは「爬虫類の魅力はその独特な形や模様にあります。淡く上品な味の中国茶をたしなみながら、落ち着いた空間の中でその魅力を堪能してもらえればと思います。『ケーク・サレ』は中国茶との相性がとてもよいですよ。今後、爬虫類の数も増やしていく予定なので、ぜひお越しください」と話す。

 場所は富森商事ビル2階。営業時間は11時~21時 (ラストオーダー=20時)。定休は 水曜と第2・第4火曜。今月の営業時間は12時~20時まで(ラストオーダー=19時)。

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース