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横浜に本場ドイツの「クリスマスマーケット」-日独交流150周年事業

ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケットin赤レンガ倉庫」

ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケットin赤レンガ倉庫」

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 横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で12月4日より、ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケットin赤レンガ倉庫」が開催されている。

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 クリスマスマーケットは、1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベント。

 会期中は、ドイツ直輸入のクリスマス雑貨やフードを販売する「ヒュッテ」(小屋)が立ち並び、来場者は高さ約10メートルの巨大ツリーが設置されたマーケット会場でドイツのクリスマスの雰囲気を楽しむことができる。ヒュッテでは、ドイツの手作りの伝統工芸品「エルツ人形」(くるみ割り人形、サンタクロース、天使、スノーマン、エルツ山地の炭鉱夫など)をはじめ、クリスマスオーナメントや玩具、ドイツの定番料理を提供する。

 フードは、豚肉を薄く叩いて揚げたドイツ風カツレツ「シュニッツェル」(1,500円)、特大ジャンボターキー「スモークターキー」(1,300円)、薬草入り白ソーセージ「ミュンヘナー ヴァイスヴルスト」(800円)、キャベツの塩漬け「ザワークラウト」(600円)、牛肉を柔らかく煮込んだドイツの家庭スープ「牛肉のグーラッシュ」(Sサイズ650円、Mサイズ1,000円)、ハート型の塩パン「プレッツェル」(400円)。

 そのほか、ドイツの伝統的な焼アーモンド菓子「マンデル」(500円)、ドライフルーツ・ラム酒・バター・数種のスパイスを使用したパン菓子「シュトーレン」(1ピース300円、ホール3,000円)、ハニーケーキ(300円)などを販売する。

 ドリンクは、「ミュンヘナー ヴァイスビール」(レギュラー1,500円、1リットル3,000円)とホットワイン「グリューワイン」(グラス600円、ドイツ特製マグカップ付1,500円)を提供。グリューワインは、ドイツ赤ワインに砂糖やシナモン、オレンジピールなどの香辛料がふんだんに入った温かいドリンクで、好みでアマレットやグランマニエ(ワンショット各200円)を追加できる。

 横浜赤レンガ倉庫の梅田和彦さんは「日独交流150周年事業の一環として赤レンガ倉庫で初めて行われるクリスマスマーケット。ヒュッテの屋根に施された美しい人形やキャラクターは、ドイツのシュトゥットガルトから取り寄せたものです。心温まるクリスマスマーケットを演出しましたのでぜひご来場ください」と話す。

 開催時間は11時~22時(12月23日・24日・25日は店舗により11時~23時)。入場無料。12月25日まで。

 クリスマスマーケットは多くのドイツ圏の都市・小都市で開催されており、ヨーロッパ各都市の広場では、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間(アドヴェント待降節)の間にクリスマスを祝う。

 横浜赤レンガ倉庫のイベント広場では、人気アーティストによるライブやサンクスキャンドルなど年末年始に向けてさまざまなステージイベントが行われる。12月4日には冬季限定の野外特設スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」の点灯式を実施。現在、氷のメンテナンス中で、12月8日13時より営業をスタートする予定。

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