道志村の間伐材でベンチ作りのワークショップーY150会場で使用

NPOヨコハマ倉造空間のワークショップの様子

NPOヨコハマ倉造空間のワークショップの様子

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 Y150市民参加プラットホーム推進委員会(山崎洋子委員長)は、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」会場内に設置するベンチをつくる「道志村間伐材・横浜の技プロジェクト」のワークショップ参加者を募集している。

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 同プロジェクトは、横浜市の水源である山梨県道志村の間伐材を活用した「ものづくり」体験を通じ、自然と生活のつながりと横浜の歴史を知ってもらうことを目的に実施。開港時から伝承する「横浜元町家具」の職人やNPO団体がベンチづくりに協力する。

 ワークショップには、家具を製作する「蓮華草元町工房」(中区新山下3)の職人が、波をイメージしたベンチの基本デザインと技術指導などで協力。道志村で伐採、乾燥、製材した間伐材を使い、5人1組で幅150×奥行78×高さ40センチ程度のベンチをつくる2日間のプログラム。開催は、2月28日・3月1日、3月7日・8日、3月14日・15日の計3回(同プログラム)。開催時間は10時~16時で、会場は蓮華草元町工房。2月7日には参加者向けオリエンテーションが行われる。

 募集対象は、小学校4年生以上の市民で、グループでの参加も可。使用する材料や道具などは主催側が用意。参加者には記念品を進呈する。ワークショップでは合計30台のベンチを制作する予定で、出来上がったベンチは、4月下旬から始まる「開国博Y150」会場内に設置する。会期終了後に持ち帰ることも可能。参加申込みは1月31日まで(先着順受付)。参加費は2日間で1人1,000円(保険加入費含む)。

 ワークショップのサポートをするNPOヨコハマ倉造空間(横浜市中区)の吉川英宏さんは「間伐などの森林の手入れとともに、木を使ってものをつくることも森を守るための一つの方法。ワークショップをきっかけに横浜と道志村、ものづくり、水源など、さまざまなつながりに関心を持ってもらえたらと期待している」と話している。

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