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神奈川県が「かながわ学生ビジネスプランコンテスト」 次世代を担う若者を応援

マイプロfor Kanagawaのプレゼンテーションの様子

マイプロfor Kanagawaのプレゼンテーションの様子

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 神奈川県は2月12日、関内新井ホール(横浜市中区尾上町1)で「かながわ学生ビジネスプランコンテスト-Key to the Next-」を開催する。

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 神奈川県は2016年に「かながわ起業家教育推進協議会」を立ち上げ、県内の12の大学や支援機関とともに若者の起業家精神を高め、挑戦を後押しする風土をつくる事業を推進してきた。

 コンテストは2部制で、1部には、神奈川大学、慶應義塾大学、専修大学、横浜国立大学、横浜市立大学の学内大会を勝ち抜いたグランプリチーム5チームと、県主催のプログラム「マイプロfor Kanagawa」の取り組みから選抜された2チームの計7チームが出場する。

 2部には、神奈川工科大学、東海大学、横浜商科大学などが、県内の「自分発プロジェクト」や「産官学で連携したユニークな取組」などの起業家教育の取り組み事例を紹介する。

 外部審査員として、柳澤大輔さん(カヤック 代表取締役CEO)、敦賀和外さん(津田塾大学 特任教授)、首藤繭子さん(日産自動車 主管)、勅使川原昌義さん(横浜キャピタル 取締役会長)を招く。

 審査では、神奈川県知事賞、審査員特別賞、オーディエンス賞のほか、大学生への起業家教育に賛同する企業・団体より提供される6社8枠の「団体賞」を決める。県知事賞受賞者には、県知事への直接プレゼン権が、各団体賞では第一線で活躍する経営者自からのメンタリングや、起業に役立つ現場に同行をする権利が与えられる。

 開催事務局のNPO法人「ETIC.」横浜ブランチ(中区相生町3)の田中多恵さんは「ヘルスケア、ジェンダー、政治などテーマもさまざまで、今の大学生世代が何を問題ととらえ、どのようなビジネスを起こそうとしているか、とても聞き応えのあるプレゼンばかりだ。ぜひ会場に応援に来て欲しい」とコメントしている。

 開催時間は14時~19時。入場無料。

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