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BankARTでオープンスタジオ 国内外から43組のアーティストが集結

ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ(オーストラリア)の作品

ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ(オーストラリア)の作品

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 アート拠点「BankART Studio NYK」(横浜市中区海岸通3)で6月9日から、アーティストの制作現場を公開するオープンスタジオ「BankART Artist in Residence OPEN STUDIO 2017」が開催されている。

吉田ゆうさんのサメが泳ぐ景色をシミュレーションした作品

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 同館は、元日本郵船海岸通倉庫を改装した約3,000平方メートルの広大なアートスペース。1~3階全館を使い、国内外から公募で選ばれた43組のアーティストが期間限定のスタジオを構え、約2カ月間滞在制作を行ってきた。オープンスタジオでは、これまでの活動の成果発表や、絵画、立体、映像などさまざまな作品の制作現場を見学しながら、作家とのコミュニケーションを楽しめる。

 参加アーティストの吉田ゆうさんは、サメが泳ぐ景色をシミュレーションした作品を発表。「横浜の街には、海を埋め立てて作られた場所が多く存在する。スタジオの前に流れる大岡川に、海水に生息するサメが泳ぎ着いたら?という着想のもと、サメが出現した目撃情報を設定、追跡、検証。周辺環境をリサーチするという作品を制作した。」。

 横浜市文化観光局文化芸術創造都市推進部長の冨士田学さんは「さまざまなアーティストが横浜に集結することで、この街全体の文化活動が活性化する。今回のオープンスタジオで多くの人たちがアートに触れる機会になれば」と来場を促す。

 開館時間は11時~19時。入場無料。参加アーティストなど詳細はホームページから。6月18日まで。

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