岩崎ミュージアムでロコ・サトシさんのアート展-ワークショップも

横浜を中心に活動を続けるアーティスト「Rocco サトシ」さん

横浜を中心に活動を続けるアーティスト「Rocco サトシ」さん

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 岩崎ミュージアム(横浜市中区山手町254、TEL 045-623-2111)で7月22日より、アーティストのロコ・サトシさんによる展覧会「マイティサミット2009 こどもミラクル」を開催している。

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 同サミットは、横浜を中心に活動を続けるアーティストのRocco サトシ(ロコ・サトシ)さんが、10年にわたりテーマ「子どもたちに豊かな未来と感性を!」のもと開催してきたアートイベント。実践的な感性教育の場としての展覧会とワークショップを通して、子どもたちが本来兼ね備える感性を引き出すとともに、一緒に参加した大人に子育て環境への関心を促すことを目的にする。

 期間中は、絵本「ネコのマイティ」シリーズ4巻までの原画展をメーンに、昨年ロコさんが制作した作品やウォールペイントなどさまざまなアートワークを展示するほか、子どもを対象としたワークショップを開催する。

 7月28日・29日は、「ハートに夢をARTしよう!!」と題して、ハート形の板に好きなものを貼り付けてオブジェを作るワークショップを行った。

 7月30日・31日は、昨年同様、世界にひとつのオリジナル作品を創作するワークショップ「夏のオリジナルTシャツをつくろう!!」を開催する(1,000円、30日応募は締切)。対象は、小学生低学年(保護者同伴)~中学生。定員30人で14時より(要予約)。

 岩崎ミュージアムの小池成樹さんは「岩崎ミュージアムの夏の恒例となる『マイティサミット』!今年も人気のワークショップを開催しますので是非ご参加ください」と話す。

 会場は、岩崎ミュージアムギャラリーで8月9日まで。

 ロコさんは1970年代後半、桜木町東横線高架下に壁画を描いたことで知られる、ウォールペイントの創始者。1989年に横浜博覧会のパビリオンに、1995年に横浜市営バスの車両にペイント、2006年に横浜・黄金町の京急高架下で地元小学生と一緒にフェンスに絵を描くなど、横浜の景観に数々の作品を提供。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行い、特に美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れている。1990年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市にも拠点を構え、その活動に対し同市長より謝意宣言書が発布されたほか、ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞、1999年に横浜市文化賞奨励賞の芸術部門賞受賞。昨年は、野毛地区の全長280メートルの通りに7つのカラフルな絵を描いた「野毛の仲みちマンホール」を制作した。

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