能楽堂で「バリアフリー能」-手話や点字で環境づくり

昨年の「バリアフリー能」公演より

昨年の「バリアフリー能」公演より

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 古典芸能の普及を目指す横浜能楽堂(横浜市西区紅葉ヶ丘、TEL 045-263-3055)は3月20日、手話通訳などのサービスを用意した公演「バリアフリー能」を上演する。設備だけでなく、ソフト面でのバリアフリー化を図る試み。

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 同公演は、障害者にも気軽に能狂言を楽しんでもらおうと企画され、開催は今年で7回目。同施設では、障害者が見やすい環境を目指し、市内障害者団体のアドバイスやスタッフ研修などを通してバリアフリー化へ研究を重ねている。今回からは、「バリアフリー能」で毎回行っている点字の解説文や公演中のイヤホンガイド、手話通訳などに加え、台本の事前送付も行い環境向上を図る。

 上演作品は狂言「千鳥」(大蔵流)と能「黒塚 雷鳴ノ出」(金春流)の2作品。公演時間は14時~16時。入場料は3,000円~4,000円。介助者1人は無料。

横浜能楽堂手で触れてわかる地図「横浜バリアフリーマップ」が完成(ヨコハマ経済新聞)持続可能な社会に向けてのパラダイムシフト ユニバーサルな場を提供する社会企業家たち(ヨコハマ経済新聞)

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